【京丹後地方の郷土料理レシピ】 ごはんが進む「サバそぼろ丼」 サバ缶で簡単に作れるそぼろが美味
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.319 サバそぼろ丼
サバの水煮缶を使って作るそぼろです。京丹後地方の郷土料理であるんですな、これがおいしいのですよ。ちなみに作ってる間、うちの猫たちが興奮して「くれよ」「ちょうだい」とえらいせがんできました。 ■材料(1人分) ・サバ水煮:130g ・卵:1個 ・酒:大さじ2 ・みりん、醤油:各大さじ1 ・砂糖:小さじ2 ・サラダ油:小さじ1 ・きゅうり:少々 ・ごはん:適量 ■作り方 (1)フライパンに油をひいて中火にかけ、卵を入れて炒り卵を作り、お皿などに移しておく。 (2)フライパンをキッチンペーパーなどでサッとふいて、サバ水煮を入れて中火にかけ、へらなどでほぐしつつ水分を飛ばす。 (3)軽く水分が飛んだら酒、みりん、醤油、砂糖を加えて全体をよく混ぜ、水分がほぼ飛ぶまで炒っていく。 (4)器にごはんを盛り、(1)と(3)をのっけて、スライスしたきゅうりを添える。 炒り卵は味つけなしで私は作りますが、物足りない方は塩少々などでご自由に。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司