マンU指揮官、試合数増加への懸念を表明「ケガはほぼ避けられない」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、試合数が増加していることへの苦言を呈した。24日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 今シーズンより、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)、カンファレンスリーグ(ECL)のフォーマットを大幅に変更されたほか、来夏には32チームが出場することになったクラブワールドカップも開催される予定であり、これらの大会に参加するクラブにはより大きな負担がかかる状況になってしまっている。 このような状況から数人の選手たちからストライキが示唆される事態となっているほか、そのストライキを示唆していたマンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリには長期離脱となる負傷をした可能性が浮上している。 そんななか、テン・ハフ監督も「試合が多すぎる。それは明らかなことだ。大会も多すぎる」と語りながら、「商業的にはいいかもしれないけど、限度はある。試合数が多いことで過負荷になり、選手がケガをすることはほぼ避けられない状況になっている」と過密日程が負傷する選手の増加に大きな影響を与えていることを強調した。 続けて、「クラブだけでこれを変えることはできないと思う。これは業界全体の問題だ。結局なところ、これは金銭的な問題なんだ。私たちはプロフェッショナルなので、収益は必要だが、バランスを取らなければならない」と業界全体で解決に向けて動く必要があることを指摘した。
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