TOYOTA GAZOO Racing、特定コースでクルマの性能を引き出す『サーキットモード』を8月21日から提供開始
TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は8月2日、クルマのポテンシャルを引き出す『サーキットモード』を8月21日から提供開始すると発表した。 【写真】サーキットモード専用メーター表示のイメージ 今回提供されるサーキットモードは、専用アプリのGPSによる位置判定により、国内特定サーキットの四輪周回コースに入ると、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に表示する専用メーターに切り替わり、アンチラグ制御の追加、スピードリミッター上限速度の引き上げなどが有効になるというもの。 なかでもサーキットモード専用メーター表示は、シフトアップタイミングをドライバーへ視覚的に伝達するシフトタイミングインジケーターをクルマのメーター画面上部に表示し、サーキット走行をサポートしてくれる。 利用可能な車種は、“モリゾウ”ことマスタードライバーの豊田章男氏の愛車でもあるGRヤリスならびにレクサスLBX MORIZO RRとなり、GRヤリスは8月21日から、レクサスLBX MORIZO RRは2024年内に提供開始が予定されている。 また、対象車種を所有していないユーザーに対しては、いち早く体験できる機会を9月9日に大分県のオートポリスで開催される『TOYOTA GAZOO Racing Driving experience』内で提供するという。 おもなサーキットモードでの機能一覧は以下のとおり。サービス対象サーキットなどの詳細については、TOYOTA GAZOO Racingの公式サイト（https://toyotagazooracing.com/jp/gr/circuit_mode/）を確認してほしい。 ■主なサーキットモード機能一覧 アンチラグ 特定エンジン回転数領域において加速→減速→再加速のときの再加速性能向上のため、ターボラグを低減する制御。強度レベルを無／弱／中／強から選択可能 スピードリミッター 上限車速を引き上げ クーリングファン ファン出力を最大化し、エンジン水温の冷却を促進 シフトタイミングインジケーター アプリで設定したシフトタイミング回転数（4000～7000rpmの範囲）に基づき、シフトインジケーターをメーターに表示、最適なシフトタイミングを視覚的に伝達・サポート 表示方法は、一般的なタコメーター同様にギア比に連動した方式と、事前に設定したシフトタイミングまでの秒数※に基づいて表示させるタイムカウント方式を選択可能 ※アクセル全開加速時でシフトタイミングに到達するまでの秒数。アプリで1.0秒、1.5秒、2.0秒、3.0秒から選択可能。 [オートスポーツweb 2024年08月02日]
