松井秀喜「“長嶋茂雄”という名前は200年たとうが語り継がれる」 “長嶋茂雄DAY”でセレモニアルピッチ務める
◇プロ野球セ・リーグ 巨人8-5阪神(3日、東京ドーム) 巨人OBの松井秀喜さんが、3日の阪神戦でセレモニアルピッチを務めました。 【動画】松井秀喜さんのセレモニアルピッチはこちら 球団創設90周年記念特別試合の「長嶋茂雄DAY」として行われたこの日。松井さんは1993年、当時の長嶋監督のもとで巨人に入団。「ゴジラ」の愛称で親しまれ、巨人では2002年までの10年間で1268試合に出場し、332本塁打を記録しました。 松井さんが東京ドームの巨人戦で始球式を務めるのは、2013年5月、長嶋さんとともに国民栄誉賞の授与式に臨んだ時以来です。 大歓声を受け、見事ストライク投球をみせた松井さん。セレモニアルピッチ後、「今日はすごく現役時代を思い出すというか。相手がタイガースというのもあるんでしょうけど、ファンの皆さんから熱気が伝わってきました」と振り返ります。 また「プロ野球の歴史を振り返るなら必ず『長嶋茂雄』という名前は避けては通れない。私の中ではプロ野球の歴史の中でそれだけの、一番大きな存在だと感じています。今年はたまたまジャイアンツ90周年ですが、100年、150年、200年たとうが、『長嶋茂雄』という名前はこれからもずっと語り継がれるのではないか」と、長嶋さんの存在の大きさを語りました。 今季の巨人に関しては、「立場としてはいちOBとして応援するだけ」としつつも、「監督、コーチ含め私と年の近い人たちが持っている。キャンプで見ていた選手も頑張っていますので、そういう意味では例年以上に応援したいなと思います」と、現在2位の巨人へ激励を送りました。