松生理乃、転倒もあって7位「調子が悪い中でも頑張った方」2月の四大陸選手権を見すえる インカレ・フィギュアスケート女子
日本学生氷上競技選手権(インカレ)最終日が7日、甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナなどで行われ、フィギュアスケート女子で2月の四大陸選手権(韓国・ソウル)に日本代表として出場する松生理乃(20)=中京大=は合計169・34点の7位で今大会を終えた。 昨年12月の全日本選手権後に体調を崩した影響もあってショートプログラム(SP)は4位だった松生は2本目の3回転ルッツをダウングレードとされると、3本目の3回転フリップも再びダウングレードとされた上で転倒。 3本全てのスピンとステップを最高のレベル4としたほか、持ち味の伸びやかなスケーティングをみせたものの、フリーの得点は7位の106・86点にとどまった。 それでも、「全日本が終わって、全然練習ができていなくて」という松生は「調子が悪い中でも頑張った方だったのかなと思って、今はすごくホッとしています」とコメント。今後は国民スポーツ大会を経て四大陸選手権に臨む予定で、「もう一回、一から練習を積み直して、安心して四大陸(選手権)に行けたらいいなと思っています」としっかり前を見据えた。
中日スポーツ