海外駐在員が暮らしやすい都市ランキング トップ10に欧州から8都市
上位50位以内に入ったアジアの都市はシンガポールのみ
■海外駐在員が暮らしやすい世界の20都市 マーサーが発表した駐在員が暮らしやすい都市ランキングでは、上位10都市中、欧州から8都市が入った。北米ではカナダ西部のバンクーバーが7位と健闘し、太平洋地域からはニュージーランド北島のオークランドが5位にランクインした。 1位 チューリヒ(スイス) 2位 ウィーン(オーストリア) 3位 ジュネーブ(スイス) 4位 コペンハーゲン(デンマーク) 5位 オークランド(ニュージーランド) 6位 アムステルダム(オランダ) 7位 フランクフルト(ドイツ) 7位 バンクーバー(カナダ) 9位 ベルン(スイス) 10位 バーゼル(スイス) 11位 ミュンヘン(ドイツ) 12位 シドニー(オーストラリア) 13位 トロント(カナダ) 14位 ハーグ(オランダ) 14位 ウェリントン(ニュージーランド) 16位 デュッセルドルフ(ドイツ) 17位 ルクセンブルク(ルクセンブルク) 18位 ストックホルム(スウェーデン) 19位 ベルリン(ドイツ) 20位 オタワ(カナダ) 米国の都市では、最も順位が高かったのはボストンで32位、ニューヨークは45位だった。ロサンゼルスは、犯罪や大気の質、インターネット回線が改善されたことから、順位を大幅に上げて44位となった。アジアでは、30位のシンガポールが最高位で、上位50位以内に入った唯一のアジアの都市となった。中東で最も評価が高かったのはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで83位、首都アブダビは85位だった。アフリカでは、モーリシャスの首都ポートルイスが88位に入り、南米では、ウルグアイの首都モンテビデオが92位で最高位だった。 ■海外駐在員が暮らしにくい都市 マーサーが調査対象とした世界の241都市の中で、海外駐在員の生活の質が最も低かったのは、アフリカと中東に集中していた。 238位 サヌア(イエメン) 239位 バンギ(中央アフリカ) 240位 バグダッド(イラク) 241位 ハルツーム(スーダン)
Alex Ledsom