TOBで56%の株式取得目指す…パロマの持株会社が富士通ゼネラルを買収の方針 空調機事業の販売網拡大図る
名古屋市瑞穂区に本社がある給湯器大手・パロマの持株会社『パロマ・リームホールディングス』は1月6日、ノクリアなどで知られる空調機大手の「富士通ゼネラル」を買収する方針を明らかにしました。 【動画で見る】TOBで56%の株式取得目指す…パロマの持株会社が富士通ゼネラルを買収の方針 空調機事業の販売網拡大図る 2025年7月をめどにTOB=株式公開買い付けを行い、56パーセント・およそ1640億円分の株式の取得を目指すとしています。 富士通ゼネラルもこの方針に賛同し、現在の親会社・富士通もパロマ側によるTOBの完了後に所有する株式を手放すということです。 パロマは、1988年にアメリカのリーム社を買収して北米を中心に空調機事業を展開していて、買収でさらにアジアなどの販売網を拡大する狙いです。