三日坊主のダイエッターにおすすめの、ちょっとリッチなスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」レビュー
高級感がサボりマインドを吹き飛ばす。ゴツいデザインはアクティブなシーンに最適!
さて、そろそろ実際の使用感をレポートしていきたいのだが、まず強調したいのがその軽さだ。ゴツい見た目ながら、Amazfit T-Rex 3は約68.3g(バンド込み)程度と軽量だ。ランニング中に重さを感じることも、手首に違和感を覚えることもなかった。事実、私が日常的に使っている自動巻きの腕時計よりかなり軽い。 同時に、素材感は上質で、前述のディスプレイ性能を含む機能性は極めて高いため高級感がある。ランニング中に腕からチラ見えすると、やる気がブーストされる気分だ。 文字盤のカスタマイズも楽しい。なんとその数400種類以上。中には有料のものもあるが、無料の範囲でも言葉通り選びきれないほどの選択肢がある。いい意味で“妥協”しないと時間を吸い取られるので注意だ。 ただし、腕時計としてのデザインの良し悪しは好みによるということは強調しておきたい。筆者の場合、スポーツをする際のスマートウォッチとしては機能性がたっぷりで気に入っているが、日常生活で使うにはややゴツすぎるという印象。普段はもっとシンプルな3針の時計が好みだ。
運動の自動検出も可能。着けて走れば、アクティビティが勝手を勝手に記録
Amazfit T-Rex 3は自動でアクティビティを検知する機能を備えている。ユーザの動きをセンサで感知し、一定時間の継続が見られると自動で「スポーツモード」が起動する仕組みだ。しかし注意したいのは、Amazfit専用のスマホアプリ「Zepp(ゼップ)」であらかじめ自動検知の設定をしておかなくてはならないこと。筆者はそれを失念しており、ランニングの記録が何度かできなかった。 記録がスタートした状態でランニング中を続けると、現在のペース配分の良し悪しなどを適宜通知してくれる。まさに手首にコーチがいる感覚だ。 ちなみに、スポーツモードは170種類以上用意されている。ランニングやウォーキング、筋力トレーニング、水泳(プール)といった定番どころはもちろん、ウルトラマラソンやトライアスロン、登山、ハイキング、トレイルランニング、ハンティングやフィッシングなど幅広いジャンルをカバーする。 後編では「スマートウォッチ」としての機能について紹介していく。 文/関口大起(https://x.com/t_sekiguchi_)
@DIME編集部