やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング14位。バルサでおとなしかったが…。脱出で今や高給取り
今や世界各国のスター選手が集うサウジアラビアリーグ。今夏もイヴァン・トニーやジョアン・カンセロなど、欧州で実績を残してきた選手が数多く同国に活躍の場を移している。そんなアジアのリーグにおいて、いま最も稼いでいるのは誰なのか。今回はサウジリーグの最新年俸ランキングを紹介する。年俸は『capology』、成績は『transfermarkt』を参照
14位:マルコム(元ブラジル代表) 生年月日:1997年2月26日 所属クラブ:アル・ヒラル 推定年棒:1800万ユーロ(約28億8000万円) 昨季リーグ戦成績:31試合15ゴール7アシスト 一時期はスペインのバルセロナにも所属していたことがあるマルコム(1800万ユーロ/約28億8000万円)が14位にランクインした。 ブラジルの名門コリンチャンスからボルドーに移籍をしたのは2015/16の冬のころである。まだ19歳だったマルコムだが、フランスの地で輝く上でそう多くの時間はかからなかった。 加入後から出場機会に恵まれると、翌シーズンからはレギュラーとして2シーズン連続で2桁得点に絡む活躍を見せたブラジル人の評価は見る見るうちに上昇し、バルセロナに移籍する直前には4500万ユーロ(約72億円)の市場価値を有していた。 だが、当時のバルセロナにはリオネル・メッシはもちろんのこと、ルイス・スアレス、フィリッペ・コウチーニョ、ウスマヌ・デンベレといったタレントが揃っており、マルコムはベンチを温めることがメインとなってしまった。 それでも、出場機会を求めて1年後にはゼニト・サンクトペテルブルクに移籍すると、昨シーズンはリーグ戦27試合に出場し27得点9アシストの大活躍を見せた。 そして、スペインでは影に隠れていた才能をロシアでいかんなく発揮したマルコムに対して、アル・ヒラルは倍以上の年棒を提示し昨夏にサウジアラビアリーグの一員となっている。現在の27歳という数字はこのランキングの中で2番目に若い年齢となっており、また欧州の舞台に返り咲く可能性もあるかもしれない。
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