母親だって自画自賛したっていい!「今、私は母親しているなぁ~」と実感する瞬間
親のありがたみを知るときって
子育てしていると、産前は自由にできていたことが、簡単には出来なくなったな~と思うことも少なくありません。飲み歩いたり、友人と旅行したり、買い物したり……。もっと細かいことを言えば、好きなときに好きなテレビや映画を観たり、好きなときに好きな物を食べたりもできなくなりました。もっと切実なのは、子どもが小さいときには好きなタイミングでトイレにも行けなくなったこともありました。 母親になるって、こういうことなんだな、と実感したとともに、ビギナーママだった頃は、「母なら我慢して当たりまえ」「良い母親になるためには…」と無意識に自分を戒めていて、自分で自分の首をしめていることにも気づけない状態でした。しかも、少し神経質というか完璧主義的な部分もあるので、離乳食のときには細かいルールをとても気にしていましたし、子どもが過ごす部屋に少しでも塵や埃があってはダメと、いつも気を張ってイライラもしていました。今では、適当なところは適当に過ごすことを覚えましたが、それでも息子のイヤイヤ期がなかなか収まらないときには、イライラしちゃうこともあります。 でも、この育児のイライラ、私も経験しているんですよね……。幼いころ、母がイライラしていた場面を今でもたくさん覚えています。でも、イライラだけでなく、フルーツをあえて食べない母の優しさや、背中をかいてくれた父の優しさもよく覚えています。先ほども書きましたが、「私、お母さんやっているな~」と思うときって、きっと自分の親がしてくれたことを同じようになぞってやっているときなんですよね。 そう考えると、息子も大人になって子育てをすることになったら、もしかしたら私のことをちょびっと想い出してくれるのかな~と考えるだけで涙が出ます。まぁ、こういった想いを息子に強制してはいけないし、期待するのも違うとは思うので、これは深夜の息子の「かゆい」のリクエストが来たときに、眠気に打ち勝つための私の心持ちとして、心に秘めておくことにしたいと思います。 毎日可愛くて、毎日うるさい4歳息子。イライラもするけど、毎日が笑いにあふれて幸せです!でも、真夜中の「かゆいの…」はどうにかならないものか……。対策をご存じの方ぜひ教えてくださいませ~。ワッショイ!!
ひみつのうつ子ちゃん