「引っ越しの時に困らないコツ」開けてない段ボールを残さないための片づけスケジュール
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 年度末を迎える来月は、引っ越しのハイシーズン。お仕事や子どもの学校の関係など、様々な理由で引っ越しの予定がある人は、もう準備を始めているでしょうか。最近は働き方が多様化したので、出社の必要がない人が住みたい場所に移り住むこともあるでしょう。 【引っ越し】入居前にやっておくべきこと5選!掃除がラクになる“裏ワザ”って? ある調査によると、引っ越しで使う段ボール箱は、3人家族で約30個、4人家族は約50個という回答が多かったそうです。それだけの荷物を短期間ですべて段ボール箱に詰め、移動させてから開けて生活しやすいように整えるのは大変なこと。でも、片づけながら準備をすれば段ボール箱の数が減り、作業の負担をもっと軽くできるかもしれません。 引っ越しは、荷物を詰めて移動するだけではないですよね。他にも自治体や電気・ガス・水道などの手続き、インターネットの整備など、やることがたくさんあります。荷物ばかりに時間を取られず、他のことも余裕を持って対応できるようにしておきましょう。
引っ越し3週間前:新しい家のイメージを固める
新居が決まったら、間取り図を見ながらそれぞれの部屋のイメージを固めましょう。ぼんやりではなく、どのように生活をするのか、部屋をどのように使うのか、はっきりとしたイメージを持つ方がいいですね。リビングを例にすると、家族みんなでゆっくりくつろげる場所にするのか、もしくは子どもが宿題をしたり大人がPC作業をしたりする場所にするのか、など部屋の使い方はいろいろ。前者と後者では、リビングに置く家具やスペースの使い方が変わってきます。 さらに、今住んでいる家と新居の違いを把握して、今の家具や家電がそのまま使えるか確認も必要です。もし新居のベッドルームが狭くなるのに今のベッドをそのまま持っていった場合、部屋に入らなかったら移動の手間や運搬費などがもったいないですね。入ったとしても、理想的なベッドルームと違うなら買い替えることになってしまうかも。同じように、洗濯機や冷蔵庫は置けるか、置いた場合は洗濯や料理のときに効率的に動けるか、などをできるだけ具体的にイメージしてみてください。 「ここに洋服を置いたら着替えが取りやすいかな」「みんなで使うリビングには何を置く?」と家族で話し合って決めると、未来のイメージが統一されて家族みんなが住みやすい家になりそうですね。