「引っ越しの時に困らないコツ」開けてない段ボールを残さないための片づけスケジュール
引っ越し2週間前:モノを減らしながら荷造りをする
イメージができたら、思い描いた未来に合わないモノを手放していきましょう。必要なモノだけを残すようにします。この段階で「とりあえず全部運んで、新居に行ってから考える」とすると、引っ越しから何ヵ月も経ったのにいつまでも段ボール箱が残っているということになりがちです。ゴミ出しルールもまだよくわからないような新居ですぐにモノを手放すのなら、いろいろ調べる手間や運搬費がかからない今のうちに手放すほうがお得です。 引っ越しで手放すモノは、壊れたからという理由だけではないので、まだ使えるモノも多いですよね。そういうモノはゴミとして処分するよりも、リサイクルショップなどを活用しましょう。フリマアプリもいいですが、引っ越しの日までに売買が成立しなければ結局持っていくことになるかもしれません。タイムリミットを設けて、売れなかったときはリサイクルショップに持ち込むか、処分するかを決めるといいですね。 私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」でも、リサイクルの方法はいくつか話題になります。どんな状態の洋服でも買い取ってくれるサービスや、専用キットを購入して古着や靴などを送ると他の国でワクチンを寄付できるサービスなどもあります。ただゴミとして処分するだけではない方法もあるので、自分の気持ちが落ち着く手放し方を探してみてください。
このようにモノを減らしながら、荷造りもスタート。すぐに読まない書籍やオフシーズンの洋服など、使う頻度が少ないモノから段ボール箱に詰めていきましょう。箱の外側には、何が入っているのか、使う頻度はどれくらいか、使う場所はどこか、ということがわかるように書くか目印をつけておくことがおすすめです。 例えば、「寝室に運ぶ箱は青いシール」「使用頻度の低いモノは赤い文字」と決めるとします。箱の外側に赤い文字で「本」と書いて青いシールを貼っておけば、パッと見てすぐにわかります。また、引っ越し業者さんにお願いするときも「青いシールは寝室に運んでください」と指示をするとわかりやすくなります。