「将来のために今のうちから投資をしておこう」に、あなたは対応できている? 西野亮廣さんの『ここに投資しろランキング』!
とにかく出会い(環境)に投資しろ
んでもって、今日、お話ししたいのは「とにかく出会い(環境)に投資しろ」です。 素敵な出会いや素敵な環境を待つ人が少なくない(そこに時間とお金を払わない人が少なくない)のですが、これはメチャクチャ勿体ない。 何を仕掛けるにも仲間が必要なんです。 そして、自分は自分一人では成長できない。 自分を成長させるには環境が必要なんです。 これが世の中の原理原則で、僕なんて仲間がいなかったら(出会いに投資していなかったら)何もできません。 兵庫県川西市を歩いているオッサンです。 ホントに! 耳の痛い話をさせてもらうと、「私、コミュ障なんです」「私、人見知りなんです」という人、いるじゃないですか? (気持ちは)分かります! 傷つきたくないし、一人でいたいし、ウザイ奴に時間を割きたくないですよね? ただ、20代はいいよ。 30代前半もまだいい。 まわりが気をつかって話しかけてくれるから。 (人見知りの)あなたからするとウザイかもしれないけれど、話しかけてもらえる。 これ、40過ぎたオッサンが「私、人見知りなんです」とか言ってみ? ビックリするぐらい誰も話しかけてくれないから。 人見知りを公言するオッサンに話しかけるチャレンジャーなんていません! そうなってくると、新しいコミュニティーに飛び込むのが、どんどん億劫になって、まさか出会いになんて投資するわけがなくて、昔からの友達が唯一の話し相手…その友達も一人、また一人と消えていきます。 結果、「仲間も相談相手もいないから、何も始められない」みたいなところに陥っちゃうので、もうね、本当に悪いことは言わないから出会いには投資しといた方がいいっす! とりあえず、近くに人がいれば、なんとかなるので。 西野亮廣/Akihiro Nishino 1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。
TEXT=西野亮廣