尹大統領の拘束令状、期限延長要請へ 韓国高捜庁
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【1月6日 AFP】韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)は6日、先月の「非常戒厳」宣布をめぐり内乱罪などの容疑で捜査している尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の拘束令状について、同日失効する有効期限の延長を裁判所に要請する方針を明らかにした。 高捜庁のイ・ジェスン副長官は記者会見で「令状の有効期限はきょうで切れる。裁判所に延長を申請する予定だ」と述べた。 職務停止となっている尹氏は、今回の捜査でこれまでに3回出頭を要請されたが、いずれも拒否し、大統領公邸にこもっている。 3日には高捜庁の捜査員らが厳重な警備を通過して公邸に入り、尹氏の拘束を試みたが、大統領警護庁の隊員数百人がこれを阻止し、数時間にわたって対峙(たいじ)。高捜庁は「現場の人員の安全を考慮」し、捜査員を撤退させた。(c)AFPBB News