ブラジル代表指揮官がヴィニシウスのバロンドール2位の結果に「国民の大半はこれが不当だと考えている」
ブラジル代表のドリヴァウ・ジュニオール監督は、バロンドールを逃したヴィニシウス・ジュニオールについて語った。 昨シーズンにレアル・マドリーの主力として大活躍したヴィニシウス。公式戦39試合で24ゴール11アシストを記録して、チームのラ・リーガ優勝や通算15度目のチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。 この活躍を受け、ヴィニシウスは2024年バロンドールの大本命と目されていた。しかし、28日の授賞式では、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリがバロンドールを受賞した。これに対してはさまざまな疑問の声も上がっており、ブラジル代表FWとレアル・マドリーのチームメイトや関係者はセレモニーへの出席をボイコットし、騒動にまで発展している。 ヴィニシウスがバロンドールを逃したことについて、ドリヴァウ監督は11月のインターナショナルブレイクに向けたブラジル代表メンバー発表のプレスカンファレンスの中で「私の考えでは、アンフェアだ」と話し、自身の考えを続けた。 「これは個人賞なんだ。受賞した選手に反するものではないし、スペインフットボール界の偉大な選手への正当な評価だ。しかし、ヴィニシウス、彼の功績に対して異なる注目を受けるべきだった。しかし、ヴィニシウスが勝ち取った最大の賞は、ブラジルの人々からの評価と敬意だ。大半のブラジル国民がこれを不当で、本来この賞を受け取るに値する選手に贈られるべきだったと考えている」