ダルビッシュと本田圭佑が木村花さんを傷つけたSNS誹謗中傷対策で共闘…「こうすれば”クソリプマン”はいなくなる」
同じ空間で顔を合わせたことは、おそらく一度もないはずだ。それでも自らが主戦場とするスポーツの領域だけにとどまらず、政治や経済、社会問題を含めた幅広いテーマへ「黙ってはいられない」とばかりに、ツイッターを駆使して持論や意見を発信してきた姿勢には共鳴しあっている。 23日未明に22歳の若さで死去した女子プロレスラーの木村花さんが、生前に出演していた恋愛リアリティー番組内での言動に対して受けていた、誹謗中傷に苦悩する投稿をSNSへ発信し続けていた件で、元日本代表の本田圭佑が「弱い人を狙うな」と怒気を込めたツイートを投稿した直後だった。 日本人のアスリートで最多とされる、約236万人のフォロワー数を誇るMLBシカゴ・カブスのダルビッシュ有も、MLBの開幕へ向けて練習を積み重ねているアメリカ・アリゾナ州から反応。日本の日付が24日に変わった直後から自身のツイッター(@faridyu)へ、誹謗中傷を「立派な集団リンチ」と非難した上で20件近いつぶやきを立て続けに投稿。そのなかにはこんな持論も綴られていた。 「面と向かって言えないことをSNSやったら言っていいって誰が決めたんやろ? あと『スルーすればいいじゃん』とか『相手しないほうがいいですよ』は『貴方が嫌なこと言われているのわかっているけど我慢しなさい』と同じようなことなので言わない方がいい。」(原文のまま・以下同じ) ツイッターを利用しはじめて11年目を迎えているダルビッシュは、自己紹介の欄で「リプいただいたらたまにいいねやリツイートします。(中略)匿名の方からの意見は自由ですが、相手にしませんのでご理解を。」とやや挑発的に宣言している。連投ツイートのなかでは「誹謗中傷する人に効く言葉3選。」と題して、自身の経験のなかで生み出された対処法を紹介している。 「・おめでとうございます。・それは良かったです。・あなたが幸せそうで私も幸せです。基本的に相手の文に関係なく上の3つをランダムに使い続けるだけでクソリプマンたちはいなくなります。大事なのは相手がAIだと思い、自分もAIになりきること。お使いください。」