ランボルギーニ新型「ウルスSE」がオフロードデビュー! 悪路走破性を備えたスーパーカーはドリフトだって出来ちゃう…「PHEVだからよくなった」
新型ウルスSEがダイナミックにオフロードデビュー
ランボルギーニは、南イタリアのナルドにあるナルド・テクニカルセンターでプラグインハイブリッド自動車(PHEV)であるスーパーSUVの新型「ウルスSE」のオンロード/オフロード双方での試乗イベントを開催しました。あらゆる路面やコンディションで車両のパフォーマンスとダイナミクスを向上させ、比類ないドライビングエクスペリエンスを提供するウルスSEの特徴についてあらためて見ていきます。 【画像】最高出力800馬力! オフロードを突破するランボルギーニ新型「ウルスSE」を見る(21枚)
ナルド・テクニカルセンターで試乗会を開催
4L ツインターボV8エンジンに電動モーターを組み合わせたウルスSEは、総出力は6000rpmで800ps、また総トルクは1750~5750rpmで950Nmを発生し、あらゆる条件でクラス最高のパフォーマンスを発揮する。0-100km/h加速はわずか3.4秒、最高速度は312km/hに達する。 さらにウルスSEには、電動油圧多板クラッチを備えた新しい縦置き電動トルクベクタリングシステムが初採用され、駆動トルクをフロントとリアのアクスル間で可変かつ連続的に配分する。このトランスファーケースはリアアクスルに装備された新しい電子制御式LSDと相乗効果を発揮し、車両にオンデマンドのオーバーステアを可能とさせ、純粋なスーパースポーツカーのフィーリングを実現する。ウルスSEは、ナルド・テクニカルセンターのオフロードコースである伝説的なストラーダビアンカと、ドライバーがスーパースポーツクーペのようにドリフトを容易に体験できるアリーナで高く評価されることとなった。
タイヤレンジのサプライヤーであるピレリがサポート
アウトモビリ・ランボルギーニは、ISO 20121規格に準拠してこの試乗会を開催し、テュフズード認証を取得した。この認証は環境への影響を低減し、材料、エネルギー、食料資源の管理に特別な注意を払うことで社会的責任を促進する実践により、ランボルギーニの持続可能性へのコミットメントを改めて強調するものである。 このイベントは、ウルスSE専用のタイヤレンジのサプライヤーであるピレリによってサポートされた。Pゼロは21インチ、22インチ、23インチの3サイズ、スコーピオン ウインター2は22インチで提供され、あらゆるコンディションに理想的なパフォーマンスを提供することを目的としている。また、電気自動車の特性を向上させるElectテクノロジーにより、電気走行でのパフォーマンスも最適化する。 ウルスSEは、床下に搭載された25.9kWhのリチウムイオン電池によって全輪駆動と航続距離60km以上の電動走行を実現する。参加者は、サレント地方の一般道をドライブし、4つの新しいエレクトリックパフォーマンスストラテジー(EPS)を試しながら、ウルスシリーズのまったく新しいドライビング・エクスペリエンスを堪能することとなった。
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