災害に備えて理解しておきたい。Apple Watchでできる6つのこと|Apple Watch Hacks
防災は「いつかやろう」では間に合わない。 非常用持ち出し袋の準備に、緊急時用の備蓄の確保、緊急時の対応のイメージと共有、練習などはお済みでしょうか? 欲を言えば、手持ちのデバイスでできる備えに関しても把握しておきたいところ。 本稿では、Apple Watchで使える機能に焦点を当て、防災を意識した6つのポイントについて紹介します。
1. 「緊急速報」はApple Watchでも受信できる
iPhoneで日本の緊急速報に対応した通信事業者のSIMカードを使っている場合、Apple WatchがそのiPhoneと接続している場合、あるいはApple WatchがWi-Fiに接続している場合に、緊急速報を受信できます。 また、Apple WatchのGPS+Cellularモデルで、緊急速報に対応した通信事業社のモバイルデータ通信プランを利用している場合には、iPhoneが近くになくても単体で緊急速報を受信できます。 なお、ここでいう「緊急速報」とは、気象庁が配信する「緊急地震速報」「津波警報」や、各省庁・地方公共団体が配信する「災害・避難情報」を指します。NTTドコモの「エリアメール」、KDDIの「緊急速報メール」、ソフトバンクの「緊急速報メール」などがこれに該当します。
2. Apple Watchでも使える「防災アプリ」はある
緊急速報とは別に、防災情報を把握できるアプリが多く存在しますので、Apple Watchでも使えるものをインストールしておきましょう。 例えば、「Yahoo!防災速報」をインストールしておけば、緊急地震速報だけでなく、大雨警報などの情報も知ることが可能。通知できる項目が多いので、生活圏や旅行先でのリスクを踏まえて、通知される項目をカスタマイズしておくのがおすすめです。
3. 懐中電灯を使えるようにしておこう
急な停電時には、Apple Watchの「フラッシュライト」機能が役立ちます。watchOS 10の場合、サイドボタンをクリックして、コントロールセンターを開き、懐中電灯のマークをタップします。 Apple Watchのディスプレイが明るく輝くので、暗闇のなかでもユーザーに近い範囲を最低限照らすことができます。 また、フラッシュライトの画面を左右にスワイプすると、画面を点滅させるモードや、画面が赤く点滅するモードなどへ切り替えることもできます。