大阪府・吉村知事が定例会見4月15日(全文1)個人50万円・中小100万円の休業補償
1000円以上出前で500円ポイント還元
高齢者の単身の世帯、障害者の世帯と、支援を必要とする世帯に見守りをしていく、その費用を4月16日から5月6日までの21日間に、費用の措置をします。措置の主体はそれぞれの市区町村にある社会福祉協議会です。この社会福祉協議会、府内73団体ありますけども、市区町村の社会福祉協議会からこの予算付けをしましたので、この費用をもってそれぞれの地域の高齢者であったり、障害者等、要支援者の見守りにいっていただきます。 そして、これは先日発表しましたが、いわゆる出前サービスの支援です。ご自宅にて、なかなかご飯を作りにくいね、ご飯作るのが大変だねというときに1000円以上出前をしてもらえば、500円ポイントで還元をするという、非常に高いポイント還元率ですけれども、そしてまた出前を使っていただければというふうに思います。食の部分で長引くこの自粛生活をお支えするという内容です。これは先日説明しましたんで、この中身は省略しますけれども、本日選定委員会において実施事業者が決まりました。株式会社NTTドコモ、これはdデリバリーをしています。それから株式会社出前館、これは出前館のデリバリーをしている。LINE株式会社、これはLINEデリマというのを実施している事業者として決定しました。 複数社応募があって、そして複数社やったほうが多くの方が利用できますから、この要件に当てはまるこの大手ですけど、いずれも大手の事業者ですけども、大手の事業者3つを事業主体として決定をいたしました。これについては本日から、4月15日の午後2時から、もう開始をしましたが、5月6日まで実施をします。このポイントの使用期限は、ポイントの付与期間は5月6日までですけども、ポイントの使用期限は5月31日まで使えるポイントにしていきたいと思います。
大阪府と事業者で半分ずつ負担
中身としては、この500円分の負担を大阪府が半分負担、250円負担をし、この決まった3事業者の皆さんに半分の250円を負担していただきます。配達事業者からすると、なかなか利益が出てこないとは思いますが、この5月6日までの非常事態宣言で協力できることは協力したいという、やはりそういうご意見も多かった、協力していただいたことに感謝を申し上げたいと思います。それからこれをすることによって、なかなか外食産業というか、そういったところの皆さんの経済対策にもなるというふうに思っています。 その他の取り組みですけれども、外出自粛のお願いをしています。夜の繁華街は特に外出自粛をお願いしますと言っているので、ここについては警察、大阪府警の協力も得まして夜の繁華街での外出自粛の呼び掛けなんかを強化していきます。ここは警察も応援すると、協力するという答えをもらっているところです。併せまして、青色防犯パトロール車、これは市民の皆さんがやっていただいている分ですけれども、それでも外出自粛の呼び掛けをします。市民と警察、一体になってこの繁華街における外出自粛の呼び掛けというのをさらに強化をしていきます。 それからこういう状況ですので、府民の皆さんの冷静な消費行動への働き掛けです。現在、それぞれの食料品等、緊急事態宣言になったとしても、これは物資が不足しているわけではありませんので、そこは冷静な対応をお願いしたいというふうに思います。現状、安定的な供給を確保するために、それぞれの卸市場、あるいは販売価格等、モニタリングをしています。それから国とも連携しながら、商品のいわゆる不足とかそういったものを把握して、こちらも市中に出回るのが不足しないように国とも協力しながら取り組みを進めています。 それから消費者の皆さん、先ほど申し上げた点が1つありますが、もう1つはやはりこの新型コロナに便乗した悪質商法等も生じてきますので、悩んだことがあれば消費者ホットライン188で相談を受け付けますから、ぜひ何かおかしいなと思ったら消費センターに連絡をいただけたらと思います。消費センターのほうもそういったものが増えるということを踏まえて、対応の準備をさせているという状況です。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月15日 全文2に続く