大阪府・吉村知事が定例会見4月15日(全文1)個人50万円・中小100万円の休業補償
府民生活支援に総額26億円
もう1つの柱ですけども、これは今、5月6日まで府民の皆さまに外出の自粛のお願いをしています。その中で府民の皆さんの生活を少しでもお支えすると、そのための補正予算を昨日、専決処分をしました。その内容についてのご報告です。 まず大きな中身としましては、趣旨はそういうことです。総額26億円です。柱は3つありまして、1つは子供の学習・生活支援、これが柱の1つです。柱の2つ目が要支援者、支援を必要とする人の生活支援が柱の2つ目。3つ目が府民の皆さんの生活、安全・安心確保のための支援。この3つを3本柱にしています。次お願いします。 その中身についてです。まず子供たちの学習・生活支援についてです。これはやはり休校の期間というのが非常に長期に及んでいます。ですので、それが5月6日まではもうこれは続くと、緊急事態宣言の期間中ですから続くと。その中でやはり子供たちの学習支援。それからやはり休校が長引いていますから心のケア。心身の発達の確認。そういったお勉強以外のところの子供たちのケアというのが重要になってこようかというふうに思っています。これもそれぞれの市町村長が知恵を凝らし合っていただいているところはありますが、大阪府としてできることを支えていこうということです。
子供たちに2000円分の図書カード
その中身についてですが、幼稚園、それから小学校、中学校、高校、約100万人の大阪の子供たちに図書券、図書カードを2000円分お渡しをします。その2000円分の図書カードで学習の教材であったり、あるいはもう小説とかでもいいと思いますし、小さい子は絵本とかでもいいと思いますし、この5月6日までの間、家にいる期間が長いですから、インターネットで本を買えるような仕組みにもなっているんですけど、そういった仕組みを使っていただいて、家で本を読んで、いろんな想像力とか、本の世界で読解力を付けるとか、そういった過ごし方の、少しでも助けになればなと。学習の支援ということで少しでも助けになればと思って2000円分の図書カード、これはQRコード用紙でお渡ししますが、これを大阪府から子供たちに渡します。 ただ、じゃあそれなんで子供たちの心のケアになるのというところですけども、このQRコードの用紙、これは1枚1枚その紙があるわけですけど、それが2000円分の図書のプリペイドみたいなのになります。スマホで読み込めばそれをそのままインターネットで本を買えるというような仕組みです。スマホを持っていないという家庭については、その紙を本屋さんに持っていけば、そこで2000円分の買い物ができると、そういうものです。 そういったQRコードの用紙が付いているいわゆる図書カードを学校に配ります。ここで、学校の先生が子供たち1人1人に配ります。それは家庭訪問によって配る場合もあれば、なんらかの登校日、もちろん配慮した上での登校日になると思いますが、それはそれぞれの市町村、府立学校以外は市町村にお任せになりますが、そういった子供たちに例えば家庭訪問をすると。先生が家庭訪問したときに、この図書カードを配るとともに、そのときに子供たちの心の様子であったり、あるいは学習の進捗の状況であったり、あるいは虐待を受けていないかとか、そういった何か気付きがあれば、そこからさらにその子供に対して支援をしていくと。