〔東京株式〕下げ幅拡大=半導体株の一角に売り買い(31日前場中盤)
(10時17分)日経平均株価は下げ幅を広げ、3万9000円を下回る場面もあった。米国で監査法人が辞任したスーパーマイクロコンピューターが急落し、他の米半導体株もそろって下落したため、東京市場でも東エレク <8035> など関連株の一角が売られて日経平均の重しになっている。決算発表で通期予想を下方修正した京セラ <6971> も急落。一方で業績予想を上方修正したアドバンテス <6857> は急上昇し、日経平均を下支えしている。「株価は決算次第でまちまち」(大手証券)の状態だ。 (寄り付き)日経平均株価は前日比97円67銭安の3万9179円72銭で始まった。前日までの上昇を受けた利益確定の売りが先行している。