イングランド2部が過去最高の動員数 スペイン・ドイツ・イタリアの1部よりも上
欧州で2番目に集客力のあるリーグ
2023-24シーズンのイングランド・プレミアチャンピオンシップ(2部相当)の観客動員数が前年比22%増となる1,200万人を超え過去最高を記録したことが分かった。『BBC』が報じている。 この動員数は、スペイン・ラ・リーガ、ドイツ・ブンデスリーガ、イタリア・セリエAなどを凌ぎ、イングランド・プレミアリーグに次ぐ欧州で2番目に集客力のあるリーグということになる。 プレミア昇格プレイオフ決勝は85,862人を動員。前日に同じくウェンブリー・スタジアムで行われたFA杯決勝のマンチェスターダービーの84,814人より多かったくらいだ。 チャンピオンシップ、リーグ 1(3部相当)、リーグ 2(4部相当)を 含んだイングランド・フットボール・リーグ(EFL)の動員は2,200万人。前年比11%増で1951-52 シーズン以来の高水準となった。 チャンピオンシップには、プレミアからの降格クラブも含めると、ベルギーのトーマス・カミンスキ(ルートン・タウン)やスイスのゼキ・アムドゥニ(バーンリー)の他、スコットランド、オーストリア、トルコなどEURO2024に出場する代表選手も多く所属している。 イングランド・プレミアリーグは人もお金も集まる欧州で突出したリーグになっているが、サッカー母国の層の厚さの賜物ということができるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部