【さみしい・・・】気持ちのいいクルマと言えばオープンカー その数はどんどん減っている お薦めのコンバーチブルの中古車×5台を紹介!
大きなスライドルーフだけ?フィアット500C(2009年~)がコンバーチブルとは言えないと文句を言う人は、まだ春の陽気の中でこのかわいらしいイタリア車を楽しんでいないのだろう。キャンバストップは、時速60kmまで折りたたみ可能なので、トップレス感覚はまさに本物だ。価格:6,000ユーロ(約100万円)から。
ソフトトップ付きの500が発売されて約15年。フィアットは長年にわたり500Cの改良を繰り返し、すでに時代を超越したレトロイタリアンは今日でも新鮮に見える。しかし、シャシーは相変わらずでこぼこしており、ステアリングは反応が鈍く、室内は特に後部座席が窮屈である。
弱点:問題点は、急速に錆びるリアサイレンサーから、電子制御の不具合、パネル部品の緩みなどの品質不良まで多岐にわたる。ポジティブな面では、ルーフは通常しっかりと固定されている。オイル漏れにも注意が必要だ。
ミニ コンバーチブル:この価格帯で、屋根なしでより多くのドライビングプレジャーを見つけるのは難しい。価格は14,000ユーロ(約235万円=F56)より。ルーフは20秒足らずでリアに消え去り、ミニを特別なものにしており、すべてを、より純粋に、フィルターなしで体験することができる。
ダイレクトなステアリング、タイヤとターマックとの密接な関係、そして生き生きとしたエンジンは感動的だ。調和のとれたサウンドを奏でる3気筒エンジンも、136馬力のバージョンでは優れたパフォーマンスを発揮する。クーパーS(178/192馬力)と、特にスポーティなジョンクーパーワークス(231馬力)は、クーパーSよりもはるかに硬いサスペンションを備え、より強力なパワーを発揮する。
弱点:ミニはソフトトップに油圧を使用せず、軽量ファブリックフードのメカニズムは純粋に電気的に作動する。サイドウインドウ付近で雨漏りが発生することがあり、機械式システムもセンサーエラーで作動しなくなる。デュアルクラッチ(2018年から)は、発進時にオートマチックほどスムーズに作動しないことがある。
Stefan Novitski