ウズベキスタンとドローのドミニカは逆転突破はならず…未勝利でGS敗退【パリ五輪】
パリ・オリンピック(五輪)グループC最終節のU-23ドミニカ共和国代表vsU-23ウズベキスタン代表が30日に行われ、1-1の引き分けに終わった。 逆転突破へ勝利が絶対条件となる3位ドミニカ(勝ち点1)と、2連敗でグループステージ敗退の決まっている最下位ウズベキスタン(勝ち点0)による一戦。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、先にチャンスを迎えたのはドミニカ。22分、最終ラインからのロングフィードでボックス右まで駆け上がったラファエル・ヌネスのダイレクトクロスをロレンソがワンタッチシュートで合わせたが、これは枠の左に外れた。 その後、25分にウズベキスタンのジヤノフにクロスバー直撃のミドルシュートを浴びたドミニカはだったが、直後の26分に反撃。ボックス右でR・ヌネスからのパスを受けたゴンサレスが反転から左足のシュートでゴールに迫ったが、これは好反応を見せたGKナザロフに左足で弾かれた。 ハーフタイムにかけても膠着状態が続くなか、ドミニカは前半終了間際に立て続けのピンチを迎える。追加タイム3分、味方のスルーパスからDFの裏に抜け出したオディロフが飛び出したGKをかわし、ボックス右からシュートを放ったが、これはカバーに戻ったエドガルがスライディングブロック。 さらにその1分後には、バイタルエリア中央でボールを受けたオディロフのワンタッチパスからゴール前に抜け出したノルチャエフに決定機を許したが、これは飛び出したGKバルデスの好セーブで難を逃れた。 迎えた後半、ドミニカは開始早々にチャンスを得る。48分、ドリブルでボックス内に侵入したロレンソが、ボールをクリアしようとしたクサノフとの接触プレーで左足を蹴られると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。このPKをR・ヌネスがゴール左に突き刺した。 先制を許したウズベキスタンだったが、58分に試合を振り出しに戻す。中盤で10がパスカットすると、こぼれ球を拾ったファイズラエフがバイタルエリア中央へ斜めのパスを供給。ショムロドフがフリックしたボールを最後はボックス中央左に走り込んだオディロフがダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。 さらにウズベキスタンは、64分にも味方のパスからゴール前に抜け出したオディロフが飛び出したGKと接触しながらも、ボールをゴールに流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。試合は1-1のままタイムアップ。この結果、グループ3位の確定したドミニカはグループステージ敗退となった。 U-23ドミニカ共和国代表 1-1 U-23ウズベキスタン代表 【U-23ドミニカ共和国】 ラファエル・ヌネス(後5)【PK】 【U-23ウズベキスタン】 アリシェル・オディロフ(後13)
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