私は妻の奴隷です…財力につられ「地主の娘」と結婚した男性の末路…楽しみは夜の生活だけ、毎日監視されている
夫婦のセックス事情まで筒抜け
抑圧された日々の中で唯一の楽しみは、子どもが寝た後のセックスだという。人生を牛耳られ、地元がすべての暮らしのなかで、セックスだけが二人の関係を繋いでいる。 「敷地内同居ですが自宅にいさえすれば義両親の監視はほとんどありません。週3回以上のセックスでは一度も避妊をしていません。子どもが出来ても義両親がお金の援助をするので心配もしてません。 でも妻が僕らのセックス内容を地元の同年代の女友達にベラベラ話しているのを聞いてしまったんです。最初はすごく恥ずかしく、プライバシーを晒されて憤りましたが、ここでは「セックスをしている=仲良し夫婦=円満で幸せな家族」と認定されて生きやすいことに気付いたんです。 たまにからかわれることはありますが、それで済むなら今はいいかなと思うようになりました」 結婚して8年が経つがマスダさんの立場は弱く、相変わらず発言権はないそうだ。現在も変わらない力関係に「義両親が亡くなるまで、奴隷扱いは続きますよ」と笑いながら話していた。 地域の繋がりを大切にして生きている人は多く、とても素敵なことだと思う。しかし、狭いコミュニティに馴染んでいくことは想像以上に大変な事である。 今回のマスダさんのケースのように目先のお金や安易な考えで飛び込んでしまうと、理想と現実のギャップに驚いてしまうかもしれない。人生の大切なことだからこそ慎重に選択してほしい。 吉田みくさんの連載<「地主の娘」と浮気した男性が、その後結婚して「地獄をみた」ワケ…「最初はちょっとした遊びのつもりでした」>はこちらからどうぞ。
吉田 みく(ライター)