時短掃除に欠かせない! SCジョンソン「カビキラー」vs花王「カビハイター」を比較【買うならどっち?】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】 カビ取り剤編 ◇ ◇ ◇ 「103万円の壁」について議論される国会が始まっています。私もある国会対策委員会に参加しましたが、年収の壁があるのは日本だけ。地方財政が心配なら、「パートで100万円台」の人だけを対象に控除してもいいかも。 【写真】グニャッと曲げれば自由自在 プロも愛用する「お掃除スティック」が売れる理由 いずれにしても女性は、ゆっくり育児、家事をしている場合ではなくなります。TIME IS MONEY。キャリア形成しなければならなくなります。スキマ時間でもせこせこ働いて、手取りを増やして、そして短時間で家事をしなければなりません。いずれパートがなくなり、短時間正社員に移行するかもしれませんね。 特に女性は、ますます時短に敏感になるでしょう。時短掃除に便利なのがカビ取り剤です。冬になると、どんな家でも窓には結露、風呂にはカビが出やすくなります。私の場合は、最近はケチケチ、節約のため浴室換気を利用していなかったのでカビだらけ。 AlbaLinkのアンケートによると、浴室の掃除は、なんと5割以上の人が毎日実施。頑張るなあ~と思いきや、時間はたった5分から10分が7割近くを占めていて、入浴前が多いそうです。次に週に1回が13%です。 「掃除を楽にする便利グッズ」のトップは排水口のネットやシール。以下、ブラシ・持ち手付きスポンジ、水切りワイパー、こすらなくていい洗剤、カビ取り剤、防カビ剤と続きます。最近はひっ掛けておくだけでカビの発生を抑えてくれるものも登場しています。効率・時短を意識しているのがわかります。 赤色のジョンソン「カビキラー」は5分で根に効くそうで、青色の花王「カビハイター」はウイルス除去にもいいそうです。 同じ400ミリリットル入りで、成分もほぼ同じ。値段は西友でカビキラーが279円(税別)、カビハイターが259円(同)。20円の差です。 ■噴出する距離が5センチ違う 違いは吹き付ける距離です。カビハイターは10センチ離れてカビに向かってスプレーしますが、カビキラーは15センチです。1平方メートル当たりに、カビハイターは10回スプレー、カビキラーは15回スプレーです。 確かにカビキラーは勢いがあり、どば~と出てきて、重さを感じます。カビハイターは少ししか出ないので距離は近くないといけないですが、ただ、出口が細くてシューといくので、ピンポイントを目指しやすいです。椅子の裏とか小さい穴などのカビには命中して便利です。濡れたお風呂場に足を入れたくないので、勢いがあるカビキラーが時短にはいいかな。 でも、やっぱり臭いがきついので、換気したり、ゴム手袋、マスクをつけるといいです。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)