大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文3)パーティー券買ったかどうかは入札条件ではない
鈴木副代表の辺野古見直し論は聞いているのか
司会:それでは特にほかにございませんでしたら、これで会見を終わらせていただきます。よろしゅうございますでしょうか。そしたらこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。いったんマイクをお返しします。 朝日新聞:本日、政務の質問がある社の方はいらっしゃいますでしょうか。はい。それでは少しお待ちください。では質問のある社の方お願いします。では横田さん。 横田:フリーの横田一ですけども。鈴木宗男維新副代表が辺野古見直し論を支持者向けの集会で訴えてて、鈴木宗男さんが自民党時代、逮捕される前は陸上案が1000億円でできたのに、逮捕されたあとは海上埋め立て案に変わって、今やもう1兆円規模になってると。この背景には砂利利権があるんじゃないかということもおっしゃっててですね。終わったあとに、鈴木宗男さんに国会で取り上げないのかと聞いたら、松井代表、吉村副代表に相談はしてみるとおっしゃってたんですが、これについて何かお話はお聞きになってないでしょうか。 吉村:聞いてないです。 横田:文通費100万円、月100万円の文通費は問題にするのに1兆円規模の無駄遣いになる恐れのある辺野古見直しについては、維新としては取り上げるお考えはないんでしょうか。 吉村:鈴木議員から何も聞いてないので答えることはありません。 横田:いや、税金の無駄撲滅を掲げている維新の副代表として辺野古見直しは税金の無駄になるとお考えにならないんでしょうか。なんで、軟弱地盤で滑走路として機能しなくなるというふうにいわれてますが。 吉村:税金の無駄というか、その事案自体を鈴木議員からも聞いてないですし、辺野古については国政において進められてるというふうに思ってます。特に何かここでお答えするようなことはありません。
文通費の問題点を6年間も放置したのはなぜか
横田:あと文通費について、1日で100万円受け取っていた件について、馬場幹事長・共同代表にも質問したんですが、吉村さんは市長選で頭がいっぱいでそこまで気が回らなかったというお答えをいただいたんですが、そのあと大石あきこさんがTwitterで動画を公開してて、6年前の市長選の出るときに橋下徹さんと対談をしてて、文通費については内緒にしておいてほしいということで、文通費の問題点をその時点で把握、意識されていたにもかかわらず6年間も放置してたということについては、どう理解してよろしいでんしょうか。内緒にしておいてくれ発言の意味なんですが。 吉村:内緒にしておいてくれというのを本当に内緒にしてほしければ公開の場では言いません。要はこの文通費自体が、これは問題であるということについて、これは領収書を公開する必要もないわけですから、問題であるということについて、これはもう維新としても指摘をしてるわけですし、領収書をだからこそ付けようというので、維新は独自に領収書を付けて、一部、いわゆる政治団体に寄付をする、ここはこれからやめるということになってますけれども、そういった問題意識を持って取り組んできたということを言っただけであって、聞き取りで、間違いですので正確に聞いてください。 横田:ニコニコ動画のその動画もちゃんと見たんですが、ということは6年前に問題だと思ってたのをずっと放置していたと。なんで放置してたんですか。 吉村:いや、放置していたんじゃなくて、この文通費自体が領収書をいわゆる添付して出すもんでないことについて問題意識は持っていました。一日付で僕自身も受け取っていたと、これは振り込みだったわけですけど、受け取っていたということについては、これはもういまさら言っても言い訳になるからもう言いませんけれども、当時、いわゆるこの10月の一日に新しい政党の記者発表の日を準備すると、これは大阪維新の会の発表をするという日です。併せて松井さんと僕の立候補の表明をする日、これを10月一日にしようと。9月中は国会、当時、安保法制国会がありましたから、9月末まではやって、10月一日に辞職をして、その日のうちに記者発表をすると。そこが僕の中での、いわゆる国会議員を辞めて受かるかどうか分からない市長に挑戦するわけですから、そこが頭がいっぱいの状態だったっていうのは事実です。なので、そこの文通費がいつになったらなんぼもらえるとか、そういうことを考えるようだったら国会議員は辞めてません。ずっと国会議員続けたら文通費も受け続けるわけですから。大阪都構想、再挑戦するということで頭がいっぱいの中でやってたということです。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見12月22日 全文4に続く