大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文3)パーティー券買ったかどうかは入札条件ではない
L452Rが陰性なので、オミクロン株の可能性がある
残りのお2人について、とりわけオミクロンの可能性が高いというわけではありませんが、デルタ株は陰性なので、L452Rが陰性なので、オミクロン株の可能性があると。今これはゲノム検査を回している最中です。この2人をなぜ僕が指摘するかというと、このお二方については海外渡航歴とか海外との接触がない方なので、今日判明したご家族の方と同じような状況。このご家族とも接触がありませんので、もしこのお二方がオミクロン株の陽性だということになれば、違うところでオミクロン株の陽性が散発していることになりますので、より市中感染の可能性が高いと。市中感染なんだけど、これはもう市中にオミクロンがいると判断したほうがいいということになるということなので、この2人についてより注目しているというところです。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:よろしいですか。そうしたら最後に横田さん。
政府に水際対策の是正を要望する考えはないのか
横田:フリーの横田一ですけども、今のオミクロン株濃厚者について、沖縄渡航歴が、沖縄訪問歴があるかどうか、もし分かれば教えていただきたいのと、沖縄の米軍基地、キャンプ・ハンセンでオミクロン株と疑われる集団感染が発生して、その基地の前の繁華街にマスクなしで米兵、基地関係者が出入りしていると。地元紙は水際対策の抜け穴があるというふうに指摘しているんですが、沖縄・大阪便がある大阪府知事として、こういう事態をどう受け止められているのかと。対策として政府に緊急申し入れをして外出制限を強化してもらうとか、全国知事会に問題提起して日米地位協定の不平等なことによる水際対策の抜け穴を是正するとか、そういう対策を打たれるお考えはないんでしょうか。 司会:知事としてということですね。 横田:知事として。 吉村:まず海外渡航歴のある方が2名いらっしゃるという状況です。まだ、そのうち今日は1名オミクロンと判明をいたしました。残りの1名の方についてはゲノムもまだですけども、L452Rは陰性、オミクロンの疑いという状況です。このお二方について海外渡航歴ありということで、沖縄の渡航歴ではありません。なので、沖縄からの帰国者ではありません。沖縄の対策についてはデニー知事が判断されることだと思っていますので、デニー知事において適切に対応されるというふうに思います。僕が何か言うことはありません。 横田:いや、大阪府知事として管区の那覇・大阪便の乗客については検疫体制を強化するとか、そういうお考えはないんでしょうか。 吉村:検疫っていうのは海外からの入国が検疫なので。 横田:実質的に米軍基地がもう検疫、水際対策、抜け穴状態なんで、沖縄から来る人は結果的に米軍基地が震源地になって、そこから感染が全国各地、大阪を含めて、広がる恐れがあるということについて府知事として何かアクションを起こされないんですかと。岸田総理は水際対策強化と言いながら抜け穴を放置していると、そういう状態を見過ごすのですかという意味なんですが。 吉村:それは岸田総理に言っていただけますか。沖縄における感染対策はもうデニー知事が一生懸命されると。大阪における感染対策は僕自身が一生懸命すると。検疫、国外からの流入については国が一生懸命やると。だからこのしっかり役割分担をやりながら、それぞれの持ち場、持ち場で対策していく必要があると思っています。