初代とTRの中間 「5S」ならHS40m/sもイケる 「24 ベンタス ブルー」
【ミタさん】 初代と同じ中元調子。プロやアスリートが使うことを想定しているので、決してやさしいシャフトではありません。ただし、初代に比べると手元から中間部はしなりやすい剛性分布になっているので、少し打ちやすくなっていると思います。 【シオさん】 なるほど。それは打つのが楽しみです。
「5S」ならヘッドスピード40m/sでもイケるぞ
【コウタロウ】 私は6Xを打たせてもらいましたが、まず打球が強烈!HS50m/sの私が思いっきり叩いても左に行きません。これだけ先端が安定しているシャフトは今までなかったんじゃないですか。 【ミタさん】 初代と比較して、全体のしなり方はどうでしたか? 【コウタロウ】 先端側は間違いなく初代より硬くなっていますが、中間部分がしなりやすくなっているので、フィーリングとしてはちょっとマイルド。ハード系のシャフトだと全体が「棒」みたいなシャフトもありますが、「24 ベンタスブルー」はそっちのタイプではありません。ダウンスイングではしっかりパワーが溜まって、インパクトでしなり戻りを活かしてドーン!と飛ばせる感じです。
【シオさん】 私は「5S」を打ちましたが、初代に比べるとハードな印象が軽減し、“打てるベンタス”だなと思いました。コウタロウが言ったように先端は硬いけど、HS40m/sの私でも手元から中間にかけてはしっかりしなってくれるので、タイミングがとりやすい。初代のときはタイミングを合わせられる感覚がなかったので、今作ならイケると思いました。 【ミタさん】 2人とも打球が安定していましたね。
【コウタロウ】 ちょっと振り遅れたかなと思った打球がほとんど曲がらなかった。先端の硬さはフェースが開いて当たったときに特に助けられると思いました。 【シオさん】 このシャフトに10K系(慣性モーメント10000g・cm2超え)のヘッドを組み合わせたら、無敵じゃないですか? 【ミタさん】 慣性モーメントが大きいヘッドも先端が硬いベンタスも、どちらもミスヒットしたときのブレにくさを追求しているので、その組み合わせは良いと思います。 【シオさん】 今回は私のエースドライバー「G430 SFT」で打ちましたが、高慣性モーメント系のドライバーとは相性バッチリでした。