井上尚弥が正月返上で始動 父・真吾トレーナーとミット打ちなど2025年の初練習を敢行
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―サム・グッドマン(2025年1月24日、東京・有明アリーナ) 【写真】井上尚弥がパリ五輪代表の原田周大とスパーリング プロボクシングのスーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が1日、正月返上でジムワークを行った。大橋ジムの大橋秀行会長が「井上尚弥 初練習を終えました」と明らかにしたもので、同会長によると、この日はシャドーボクシング、サンドバッグ打ち、父の真吾トレーナー相手のミット打ちなどのジムワークやフィジカルトレーニングを行ったという。 井上は昨年の大みそかもジムワークを行っており、SNSでは「明日元旦からも2025年練習始めが待っていますが、、、年末年始返上で突き抜けます!!」などと投稿していた。 井上は当初、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と昨年の12月24日に防衛戦を戦う予定だったが、グッドマンが来日直前のスパーリングで左目上を裂傷。4針縫ったことで、興行は今月24日に延期となっていた。井上は延期決定後も、日本フェザー級王者・松本圭佑(大橋)やパリ五輪代表の原田周大(専大)らと実戦練習を行ってきたが、先月30日には元全米アマ王者ジャフェスリー・ラミド(米国)相手にスパーリングを実施するなどグッドマン戦に向けて、さらに磨きをかけている。 戦績は31歳の井上が28戦全勝(25KO)、26歳のグッドマンが19戦全勝(8KO)。 試合はLeminoで無料生配信される。
報知新聞社