ライオンズがNFCトップシード ブロンコスとバッカニアーズがPO進出
【AFP=時事】24NFLは5日、レギュラーシーズン最終週の試合が行われ、デトロイト・ライオンズがミネソタ・バイキングスに31-9で勝利し、初めてNFCのトップシードを獲得した。デンバー・ブロンコスとタンパベイ・バッカニアーズは、プレーオフ出場の最後の2枠をつかんだ。 レギュラーシーズン最終日に組まれた強豪同士の大一番で、ライオンズは前半を10-6で折り返すと、相手のフィールドゴール(FG)で一時は1点差に詰め寄られたが、その後に21点を連取して快勝した。RBジャミア・ギブスが四つのタッチダウンを決めた。 これで15勝2敗としたライオンズは、プレーオフ1回戦の免除を得つつ、ホームフィールドアドバンテージも手にした。一方のバイキングスは来週の1回戦でロサンゼルス・ラムズと対戦する。 ブロンコスは38-0でカンザスシティ・チーフスを破り、9年ぶりのプレーオフ進出を果たした。昨季のスーパーボウル覇者で、すでにAFCのトップシードを確保しているチーフスが主力を温存する戦いやすい状況の中、自力でプレーオフ進出を確定させた。ただし次週の1回戦では、第2シードのバッファロー・ビルズと対戦する厳しい戦いが待つ。 ブロンコスの白星により、前日勝利していたシンシナティ・ベンガルズのプレーオフ進出の目は消えた。マイアミ・ドルフィンズも同様に敗退が決まった。 バッカニアーズもニューオーリンズ・セインツに27-19で勝利してNFC南地区を制するとともに、プレーオフ進出を果たした。バッカニアーズは1回戦でワシントン・コマンダーズとの対戦が決まり、カロライナ・パンサーズに44-38で敗れたアトランタ・ファルコンズはプレーオフ進出を逃した。 同じくすでにプレーオフ行きが確定していたグリーンベイ・パッカーズは、シカゴ・ベアーズに22-24で敗れ、さらにQBジョーダン・ラブとWRクリスチャン・ワトソンが負傷した。パッカーズは1回戦で第2シードのフィラデルフィア・イーグルスと対戦する。 ニューヨーク・ジェッツがドルフィンズに32-20で勝利した試合では、4本のタッチダウンパスを投げたジェッツのQBアーロン・ロジャースがNFL史上5人目となる通算500タッチダウンパスを達成した。 11~13日に行われるプレーオフ1回戦の組み合わせは以下の通り(かっこ内の数字はシード順位)。 AFC:バッファロー・ビルズ(2)対デンバー・ブロンコス(7)、ボルティモア・レイヴンズ(3)対ピッツバーグ・スティーラーズ(6)、ヒューストン・テキサンズ(4)対ロサンゼルス・チャージャーズ(5) NFC:フィラデルフィア・イーグルス(2)対グリーンベイ・パッカーズ(7)、タンパベイ・バッカニアーズ(3)対ワシントン・コマンダーズ(6)、ロサンゼルス・ラムズ(4)対ミネソタ・バイキングス(5)【翻訳編集】 AFPBB News