子どもを勉強好きに変える、マルでもバツでもない「第3の記号」
勉強も宿題も「間違うことで改善する力」をつけるチャンス
ひとし:でもその考え方は本当に大事だと思う。俺も、よく会社に行くときに忘れ物して、すごい落ち込むんだよね。でも「なんで忘れたんだろう」ってちゃんと反省して、「次は寝る前に玄関に置いとこう」みたいに改善できると、ちょっとうれしい。成長した、って思えるというか。 はるか:まさにそう。「なんで忘れ物しちゃったんだ」と落ち込んだり、「また忘れ物したの?」って叱るんじゃなくて、「これを機にこう改善しよう」と前向きに考える力が大事。僕は、勉強や宿題も、そういう力を身に付けられるチャンスなんじゃないかな、と思ってるんですよね。 ひとし:俺、最近やっと自分のミスを前向きに捉えられるようになったんやけど。小学生がみんなそれやってたってことだよね? はるか:そういうこと。 ひとし:恐ろしい教室や……。 はるか:ははは! でも本当に、「ヨイ出し」の考えをベースにして、かつ「間違いは良いところを増やす宝だよね」という考えを伝えていくと、子どもにもちゃんと伝わるし、みんなすごく楽しそうに勉強するようになるんです。 ひとし:いやー、おもしろい! これは社会人にもタメになる話だね。
はるか先生のワンポイント
間違いには「ホシ」を付けてみよう! = 「間違いや失敗は宝」と伝えよう。
福田遼,秋山仁志(子育てのラジオ「Teacher Teacher」MC)