久井大夢が下地奏人を破りスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一。準決勝ではピッチにKOでリベンジ【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、神奈川・横浜武道館)で「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」が行われ久井大夢(TEAM TAIMU)が決勝で下地奏人(RIOT GYM)を2-0の判定で破り、王座を獲得した。 同王座は久井が2022年12月に初代王座決定戦で新田宗一朗を破り初代王者に。久井は昨年9月に階級を上げて「KNOCK OUT-BLACKライト級 王座決定戦」で大谷翔司と対戦。その際にREDスーパーフェザー級王座を返上。その後、王座は空位となっていた。 久井は今年6月に龍聖との間で行われた「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦」で勝利を収め、BLACKのスーパーフェザー級とライト級の2冠王となったが、その後、ライト級王座を返上している。今回の戴冠でKNOCK OUTスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一を果たした。
1R、サウスポーの久井とオーソドックスの下地。圧をかける久井。互いの蹴りが交錯。下地が飛びヒザも久井はバックステップ。久井は右ジャブを突きながら前に。圧をかける久井がパンチから組み付き、ヒザ。下地の右ハイはスウェーでかわす。下地の右ハイで久井が一瞬バランスを崩すが久井は組み付き、押し込んで下地の攻撃を分断。下地は前に出てパンチも久井が組み止める。久井は組んでヒザ。そして胴回し回転蹴りは不発。下地は右ミドル。左フック、右ストレートと追撃の下地。 2R、久井は序盤から組み付いてヒザを打ち込む。下地は右ハイを放つが、すぐに距離を詰め組み付く久井。久井は前に出て左ストレートを放つと組み付き、ヒザを連打。下地は徐々に削られていく。下地は右ミドルも久井はワンツーから組み付いてヒザ。下地の右をかわした久井が左ストレートをヒット。そして組み付き、ヒザを連打。