久井大夢が下地奏人を破りスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一。準決勝ではピッチにKOでリベンジ【KNOCK OUT】
3R、久井は詰めて組み付くとヒザ。嫌がる下地。久井は前に出て組み付きヒザで削る。久井はパンチを振って組み付くとヒザ。離れると先にパンチを放って組み付く久井。スタミナを削られる下地。久井は徹底的に組み付いてヒザを連打。最後は胴回し回転蹴りの久井。 判定は29-29、30-28、29-28の2-0で久井が勝利を収め、王座を獲得した。 久井は試合後のマイクで「今年はいっぱい試合をさせてもらって、ありがとうございます。今年のKNOCK OUTの年間MVPは僕で決まりじゃないですかね(笑)。今年はいろいろな経験をさせてもらいました。その中で勝ちも負けもありました。その中でも自分を強くしてくれているのは負けた試合で、負けた後にお父さんと考えて練習していることで今があると思っています。僕はキックボクシングは全然うまくないし強くないですけど、毎日頑張ってやっていたらこうやってうれしいことが待っています。皆さんも大変な事とかあると思うんですが、毎日頑張ればいいことがあるなと、今日思いました。応援ありがとうございました。最後、明日、RIZIN王者でKNOCK OUTの王者でもある鈴木千裕選手のRIZIN王座の防衛戦があります。みんなで応援しましょう」と語った。
久井は準決勝では今年4月にカンボジアで敗れたピッチ・ソムパッツ(カンボジア)と対戦し、3RでKO勝ちを収めた。 1R、サウスポーの久井とオーソドックスのピッチ。いきなり仕掛ける久井。久井は前に出て左ヒジ、ワンツー。そして右ジャブ。ピッチは右ストレート。かわして組み付いた久井がこかす。ピッチが詰めて右ストレートも久井は入れ替えて左ストレート。圧をかけるピッチに久井は下がりながらも右ジャブ。組みでは久井がヒザをボディーに打ち込む。胴回し回転蹴りの久井。ピッチの圧力を足をお使ってかわす久井。左インロー、左ストレート。ピッチが組み付いても組み負けせずこかす久井。