元・地下アイドルの女子レスラー神姫楽ミサが打ち明ける思い「やっぱりどこかで中野たむを追いかけてます」【週刊プロレス】
地下アイドル時代の中野たむとの関係は…
――神姫楽選手の経歴を振り返るうえで、プロレスラーになる前の地下アイドル時代に同じグループにいた中野たむ選手の存在は欠かせません。 神姫楽 私はあの頃のたむしか知らないので。すごい肉体改造もしたし。(アイドル時代は)プロレスとは真逆のところにいたと思うんです。それが今はほんとにすごくなってるから。人として興味があります。 ――アイドル時代のたむ選手とはどんな関係だったんですか? 神姫楽 元々、ダンスの先生として入ってきて。それからメンバーになって。仲良かったと自分では思ってるんですけど。一緒に遊びに行ったり、家にも行ったりしたこともありましたし。でも振り返ってみたらなんか(たむのことを)知らなかった。隠してるとかではなく、いろんなことを知らなかった。私よくない辞め方をしてるんですよね。 ――そうなんですね。 神姫楽 所属していたアイドルグループは色んな事務所の子たちが集まっていて。私とたむは違う事務所だったんです。それでワンマンライブ前に上同士が揉めて大量離脱があって。私は辞めた側だったんです。 ――そういう過去があったんですね 神姫楽 私は大学生で、たむはアイドル一本だったので。もしかしたら懸ける思いがそもそも違ったのかもしれない。自分は言ってしまえば片手間にやってたっていう意識だったのかなって、今思うと。もしあの時アイドル一本の方だったら、自分もなんかもっとちゃんとしてよって思ったりとかしてたんだろうなっていう。 なんかそっち側の子のこととかを考えられてなかったな、色々。 一緒にいた時は遊んだし、プリクラとかいっぱい撮って。今もフォルダに入ってますし。今は会えていないのでファンの方と同じ目線のたむしか知らないんですけど。今は(カワイイポーズをして)こんなんじゃないですか。でもあの頃は裏で一緒に変顔したりしてて(笑)。なんかちょっと違う人を見てるような感じです。今のたむを見て懐かしい気持ちにはならないです。 ――もし今のたむ選手とプロレスラーとして再会するとしたらどういう気持ちですか? 神姫楽 会いたいし、プロレスしたいです。1番の理想は試合して、その後にあの時のこととかも話したいし、今の現状もお話ししたい。試合した後に色々話したい。でも絶対泣くと思います。でも、たむにとって自分がそのくらいの感情を出せるほどの存在なのかというと…。色んな経験をして色んな景色も見ていると思うので。 ――ある意味、これから神姫楽選手もそれぐらいの存在になりたいと。 神姫楽 自分が今、伊藤道場に行っている理由も、なんかファンの人から聞いた話なんですけど、たむが今まで練習した中で一番Sareeeさんの練習がきつかったって言ってたらしくて。それもあって伊藤道場に行ってるところもあって。たむがきつかった練習ってどんなのだろうとか。やっぱりどこかでたむを追いかけてるのはあるなって思います。
週刊プロレス編集部
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