那須川龍心（左）が1R KO勝利で王座戴冠！兄・天心（右）も大喜び

格闘技イベント『RISE 183』 2024年11月23日（土）東京・後楽園ホール ▼メインイベント（第10試合）フライ級（-51.5kg）タイトルマッチ 3分5R無制限延長R ●数島大陸（王者/及川道場）※初防衛戦 KO　1R　※左フック 〇那須川龍心（挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位） 【フォト】龍心の左で王者・数島がダウン！一撃KO勝ちの瞬間 　数島は昨年10月、松本天志に判定勝利し新王者に。前戦6月のRISE大阪大会ではスドロー・ソージョートンプラシンに3R KO勝利を飾っている。サウスポーから繰り出す左ストレートを武器とする。戦績は13勝（7KO）2敗2分。 　対する龍心は那須川天心の実弟で、キック12戦10勝（3KO）2敗。今年6月には塚本望夢にリベンジ判定勝利。前戦9月には、RIZIN MMAルールで対戦経験のあるシン・ジョンミンに3度のダウンを奪い、TKO勝利した。 　龍心は天心と共に入場。試合は、1Rにに龍心が右ロー、ミドルから、サウスポーの数島に強烈な左ジャブ！数島の動きが一瞬止まった所を見逃さず、更に右からの左フックを決める！ 　数島がガクリと崩れる。立ち上がるも、足元がおぼつかず、龍心が衝撃の1R KO勝利を決めた。 　会場は大盛り上がりとなった。 　ベルトを巻いた龍心はマイクで「ここまで倒せない倒せないって言われてて、まじで見返してやろうと思って、本当にたくさん練習してきました」と喜ぶ。続けて「全然ここで満足していないんで。キックボクシング、RISEを盛り上げる存在になりたい」と次世代エースの名乗りを上げた。 　更に「1Rで倒したんで、大丈夫じゃないですかね。12月、参戦お願いします」とRISE WORLD SERIESへの参戦を要求した。