【のりのつくだ煮の意外な使い方】他の調味料と合わせるだけで時短絶品ソースに大変身!
定番のご飯のお供といえば「のりのつくだ煮」。子どもの頃から親しんでいる人も多いですよね。実は和食だけでなく、洋風、中華にもよく合う食材だったのです! 今回は、他の調味料と合わせて、たれやソースにしたり、あえごろもにしたりと「のりのつくだ煮」のスピード活用レシピをご紹介します。 【写真を見る】のりのつくだ煮が餃子のたれに!?「韓国風のりだれ」はあとを引くやみつき味! ▶︎教えてくれたのは 植田有香子さん フードコーディネーター、管理栄養士。料理研究家のアシスタントを経て独立。YouTube「東京ソロごはん。」でレシピを配信中。 のりのつくだ煮は香り豊かな和のソース 「のりを砂糖やしょうゆ、だしなどで甘辛く煮詰めたのりのつくだ煮。磯の香りが風味豊かに広がり、ご飯のお供としておなじみですが、調味料としても使える便利な食材です(植田さん)」 ■韓国風のりだれ ごま油と混ぜて韓国風のりだれに とろりとしたのりのつくだ煮は、野菜や餃子などのたれとしても大活躍! 酸味と辛みをミックスすると、止まらなくなります。 【材料(作りやすい分量)】 のりのつくだ煮...大さじ2 酢...大さじ1 ごま油...大さじ1 豆板醤...小さじ1/2 あとを引くやみつき味! (1/2量で78kcal、塩分1.2g レシピ考案/植田有香子) ■アボカドののりわさびあえ あえごろもに 甘辛くてとろりとしたのりのつくだ煮は、あえごろもに最適。のりのつくだ煮大さじ1に練りわさび小さじ1/2が目安。ボウルでよく混ぜて1cm角に切ったアボカド1個を加え、さっとあえれば完成。練りわさびで爽やかな辛さをプラスするのがポイントです。 (1人分138kcal、塩分0.5g レシピ考案/植田有香子) ■磯の香りのばくだん丼 刺し身をあえてどんぶりに いつもは刺し身をしょうゆで食べるところを、のりのつくだ煮に変えてみて。特におすすめは、いかとまぐろ。さらに納豆や卵黄を合わせてご飯にのせても、磯の香りが全体をまろやかにまとめてくれます。刺し身130gにのりの佃煮大さじ2が2人分の目安。 (レシピ考案/植田有香子) ■のりヨーグルトソース のりのつくだ煮とプレーンヨーグルトを1:1の割合で混ぜれば、たちまち万能ソースに変身! のりのつくだ煮の甘さにヨーグルトのコクと爽やかさが加わって、くせになる味わいになるんです。焼いただけの鮭や野菜にかけると、ちょっとおしゃれな一皿に。とりや豚肉に合わせても。 (レシピ考案/植田有香子) * * * のりのつくだ煮を料理に使うという発想がなかったので、目から鱗のレシピでした。豆板醤、わさび、ヨーグルトなど、合わせる調味料で全く違った味わいになるのがいいですね! レシピ考案/植田有香子 撮影/澤木央子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt 文=徳永陽子