琉球ゴールデンキングス、ホームで連勝を3に伸ばす【EASL/バスケ】
ファイナルフォー進出に大きく前進
琉球ゴールデンキングスは12月4日、釜山KCCイージス(韓国)をホームの沖縄アリーナに招いて東アジアスーパーリーグ(EASL)2024-25シーズンの第3戦を戦った。結果は91-82の勝利。琉球はこれで開幕から無傷の3連勝となり、昨季逃したファイナルフォー進出に大きく近づいた。 琉球は試合開始のジャンプボールを勝ち取り、いきなり#45ジャック・クーリーから#12ケヴェ・アルマへのアリウープダンクが決まって先制。次のオフェンスでも#53アレックス・カークがゴール下で加点すると、#53カークがさらにセカンドチャンスでのダンクを決めて序盤に6-0とリードを奪った。しかし釜山は#15ディオンテ・バートンが積極的にリムアタックを繰り返し、第1クォーターから大量得点を奪ってチームをけん引。最初の10分間を終えて、琉球は25-27と1ポゼッション差を追う状況となっていた。
第2クォーターも琉球は釜山#15バートンのオフェンスに苦しめられる。クォーターの先制点も#15バートンのペイントアタックからのフローター。#15バートンは前半だけで得点を26まで伸ばし、元NBAの爆発力を見せつけた。ただ、琉球は第1クォーター終盤にコートに入った#47平良彰吾が闘志あふれるディフェンスと落ち着いたプレーメイクを見せ、また#34小野寺祥太、#18脇昌大、#8植松義也らが第2クォーター中盤以降#15バートン封じに奮闘。#15バートンの勢いがやや鈍ったクォーター半ば以降に釜山はほかのプレーヤーのシュート率も落ち始める。すると琉球はリバウンドで圧倒的な優位性を発揮。強みとなるべき#45クーリーと#53カークのビッグマンコンビがゴール下で支配的な存在感を見せ、クォーター終盤にはアルマが豪快なオフェンス・リバウンドからのティップインを連発させ劣勢の流れを徐々に変えていく。琉球はハーフタイムまでに逆転。45-38と7点差のリードを奪った。