東京都の新型コロナ会議後、小池知事が会見(本文2完)もう一段、抑えていきたい
支援チームが入ることで何が期待できるのか
朝日新聞:朝日新聞の関口です。福祉保健局長と知事、どちらでも構わないんですけれども、施設の感染制御の関連で伺いたくてですね。支援チームが今後いろいろ、24時間以内に入るということだと思うんですけれども、あらためて、第6波のこういうところが足りなかったけど、このチームが入ることによってこういうことが期待できるということがありましたら教えてください。 中村:はい、実務に即した点でしょうから、私のほうからお答えをさせていただきます。モニタリング会議の中でも毎回クラスターというか、の発生状況等あります。それでご案内のとおり、今回かなり、やはり高齢者の施設で感染者が出ております、こういう実態がございます。やはりここを踏まえまして、そこを強化していくというところが重要であろうというふうに考えまして、今回さまざまな取り組みを充実してございます。 それでこれまでも感染者が出たというときは保健所を経由して施設側から連絡があり、それに対して感染制御、感染防御の支援のサポートはしております。ただ、今回そこをさらに強化して、いったん、一報があったとき、例えば保健所を経由するよりも直接相談をするというルートもつくって、できるだけ迅速に制御をすると。ですから1人発生をしたという段階で、例えばそういう人をどう対応するか、ゾーニングをどうするかとか、そういうサポートをすぐ電話あるいはメール等々で指示をする、そういう形でサポートする。さらに24時間以内に現場に支援チームを派遣する、そして現場の実態に即して必要な対応をすると、こういったことをまず充実するということが最初だろうと考えてございます。 で、それと、あとやはり各施設がさまざまクラスター等も発生したという経緯もありますから、さまざまな経験も積んでいると。こういう中で、例えばそういう配置医さんですとか、施設側のどういう備えをするか、こういうところも研修等々を行って、この期間に施設の対応力を強化しようと、こういう形で考えております。 朝日新聞:ありがとうございます。 小池:はい、じゃあ読売、佐藤さん、どうぞ。