6戦ぶり白星に町田・黒田剛監督は目を潤ませ「我々のサッカーを取り戻せた」
FC町田ゼルビアを率いる黒田剛監督が、FC東京戦後のフラッシュインタビューに応じた。 【動画】相馬が決めた衝撃の一撃 町田は9日、明治安田J1リーグ第36節でFC東京と国立競技場で対戦し、3-0で勝利。エリキのクロスに合わせた白崎凌兵が15分に先制点を奪うと、後半早々の49分にはその白崎の折り返しからオ・セフンが加点する。79分には相馬勇紀が左CKから直接沈めてダメ押し弾とした。 新国立競技場での初勝利かつリーグ戦6試合ぶりの白星とし、勝ち点を63とした町田。10日に今節を控えている首位・ヴィッセル神戸(勝ち点67)の結果次第ではあるが、9日時点ではJ1優勝争い継続の希望をつないでいる。 試合後、黒田監督は目を潤ませながら久々の勝利を喜んだ。 「なかなか勝ち点3を挙げられない試合が続いたことに対しては、多くの不安をファン・サポーターにも抱かせてしまったし、我々もなかなか吹っ切れない試合が続いたので、今日は国立で東京ダービーということで無失点でしっかり我々のサッカーを取り戻せたこと、選手を含め、ファン・サポーター、これだけ多くの方々に集まっていただき、本当に我々に希望をもって応援してくれたことに感謝したいと思います」 さらに、チームのコンセプトを体現した選手たちを称えた。 「臆することなくしっかりと相手に脅威を与えていくサッカーというのは我々の意図したことでもあるし、春から取り組んできたことでもあるので、しっかりそれを選手たちが一人たりともサボることなく、最後までやってくれたなと思います」 最後に、最終盤の戦いに向けて改めて意気込みを伝えている。 「泣いても笑ってもあと2試合。ホームをあと1試合残していますので、最後までファン・サポーターに笑顔を届けられるように頑張りたいと思います」 町田は今後、ホーム最終戦となる30日の第37節で京都サンガF.C.との対戦を予定している。