【ロングセラーモデルが新型に】 ホンダ・フリード 「エアー」/「クロスター」 福祉車両も同時発表
新型「フリード」の発売を開始
ホンダは、新型「フリード」の発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は250万8000円~343万7500円となる。 【写真】ホンダ新型フリードの写真をみる (164枚) 3代目となる新型フリードは、グランドコンセプトを「“Smile” Just Right Mover(“スマイル” ジャスト・ライト・ムーバー)」とし、人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発され、月間の販売台数は6500台を計画する。 ■新型フリードの主な特長 ◆パッケージング 先代モデルでも好評の、フリードならではの取り回しのしやすいボディーサイズを維持するため、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載による全長の拡大を45mmに留めた。 また、1列目のシート形状を工夫し、ウォークスルーや2列目シートへのアクセス性を向上するなど、さらに使い勝手を高めたという。 インホイールメーターの採用などにより、水平基調でノイズレスなダッシュボードを実現し、すっきりとした前方視界を提供。またベルトラインを水平基調とするとともに、前方から側面を連続性のある視界とし、さらに3列目席は、リアクォーターウインドウを四角基調に変更し先代モデルよりも窓の面積を拡大するなど、全席で明るく開放感を感じることのできる空間を目指したと述べた。 フロントピラーの付け根をタイヤの真上に配置することで、タイヤの位置がイメージしやすく、車幅がつかみやすいデザインとし、フロントピラーの一本化やドアミラーの位置の変更により、ななめ前方の視界をより向上させ歩行者を認識しやすくするなど、運転時におけるさらなる安心感を提供することを目指したとホンダは述べる。 3列目シートは、座り心地の良さはそのままに、シート構造部の軽量化と薄型化を実現。また、シート跳ね上げ時の固定位置を低く、ほぼ垂直とすることで、荷室への張り出し量を最小限とし、畳んだ際のシート間の距離を現行より約160mm拡大。荷室の使いやすさと自由度もあわせて向上した。