「頭のいい子には3タイプいる」教育のプロが明かす、偏差値65以上の“成績トップ層”の実態
成績トップの生徒は、一体どんなことをしているの?
成績上位1%ともなると「天才」の領域だと感じてしまいませんか? でも数多くの難関校合格者を輩出した、人気教育系インフルエンサーのラオ先生曰く、こと「偏差値」という括りだけで言うと、才能は関係なく努力次第で実現は可能なのだそう。 【頭のいい子の育て方】子どもの成績を伸ばすために、トップレベルの親が絶対にやらないこと そこで今回は、そんなラオ先生が教える”成績上位の子たちがやっている最強勉強術”をまとめまた『成績上位1%が実践している勉強法』(イースト・プレス)から、“成績上位者には3タイプいる”というトピックスをご紹介します。 成績上位1%といえば、偏差値で言うと65以上ある生徒がほとんどなのだそう。でも、そんな成績上位の生徒は3タイプに分かれているとラオ先生は言います。
成績上位者には3タイプいる
成績上位1%にランクインできる人は、次の3つのタイプのいずれかに当てはまる傾向があります。それは、(1)自力吸収型 (2)努力遂行型 (3)天才肌型です。ここでは、それぞれの特徴を簡単に紹介します。 <どのタイプなら、目指せそう?> 自力吸収型の人は、自分の力でインプットとアウトプットを繰り返し、成績上位をキープするタイプです。このタイプの人は、YouTube やスタディサプリなどのオンライン学習サービスを通して知識を能動的に吸収し(インプット)、その知識を駆使して様々な問題を解き(アウトプット)、自分の成績を上げていくことに長けています。 努力遂行型の人は、学校や塾の先生、勉強の先人の教えを素直に聞いて、「やりなさい」と言われたことを100%やり遂げるタイプです。このタイプの人は、「勉強にどれだけ時間を費やしたか」ではなく、「言われたことをできているかどうか」に重きを置いています。 天才肌型の人は、インプットとアウトプットをするときに、ほかの人たちより多くを吸収できるタイプです。このタイプの人は、1から10まで説明しなくても、3くらいまで説明すれば10まで理解できてしまいます。これだけ聞くと、生まれながらの「天才」と思えるかもしれませんが、そうではありません。コツをつかめばだれもが目指せるので、安心してください。 みなさんは、どのタイプなら目指せそうですか? しかし実は、この学習塾通塾者のトップ層には共通する「3つの習慣」があるんです。そのお話は次回で。