行列の絶えな名店の女将直伝「握らないおにぎり」のコツ、“ふわっと食感”を自宅で完コピ!
究極のおにぎりを作る3大ポイント
1)2時間米を浸水させる 米をといだら、水を入れた釜で2時間浸水させ、家庭用炊飯器なら早炊きモードで炊く。パラッと炊いたほうがおいしい 2)炊けたら蒸気を飛ばす 炊けたご飯の蒸気が見えなくなるまで、上下にひっくり返しながらよく切る。それによって米がコーティングされる 3)ご飯を「握らない」 握らないというのは、米をつぶさないということ。のりで包むことで食べやすくなる
米粒をつぶさない握り方
『ぼんご』流、握らないおにぎりの作り方を解説。自宅でもやってみよう! (1)しゃもじで米を切るように底からすくい上げる 炊き上がったら保温ジャーなどに移し、すぐに蒸気が見えなくなるまで、上下にひっくり返しながらよく米を切る。それによって米がコーティングされる。 (2)おにぎり2/3個分のご飯を丸めて置く 水で濡らした手でご飯を取り、まな板や皿の上に軽く丸めて置く。後で上にまたご飯をかぶせるのでできあがりの2/3ほど(約150g)が目安。 (3)指で具を入れるポケットを作る 具をたっぷり入れるため、ご飯の真ん中に、具を入れる穴をあける。 (4)好みの具をたっぷりのせる 具を入れて表面をならす。『ぼんご』の具材の量は通常よりかなり多め。最初は自分の作りやすい量を入れてみて。 (5)1/3個分のご飯を上にかぶせる 具の上に1/3(約75g)のご飯をふたをするようにのせる。ふんわりと置くのがコツ。 (6)表面を3回ほど軽く押さえる《ココがポイント》 両手に水と塩をつけ、(5)を手で包む。すぐ食べるなら塩は中指関節ひとつ、時間がたって食べる場合は人さし指と中指の関節2つ分までの手塩に。 (7)ご飯を動かしのりを巻く 半切りにしておいた板のりをまな板に置き、どちらかの端に寄せて(6)を置く。ご飯がのっているほうを起こし、反対側に倒してのりを密着させる。 (8)のりの端をそろえ形を整える おにぎりを立てたらのりの端を合わせ、軽く押さえる。まな板の面におにぎりを当て、形を整えるとよい。好みで頂点部分に具材をのせる。