「冬のボーナス」2024年はいくら? 昨年度のボーナス額が最も多かった県は「110万円」超
この時期になると気になるのが「冬のボーナス」。引っ越しや結婚など、ライフイベントのための資金にしたり、ゲーム機や家電などまとまった額の出費に充てたり、将来のための貯金や投資に回したりなど、人によって使い道は様々です。 【画像:ランキング47位~1位を見る】 一方で、実際のボーナス額とのギャップに頭を悩ませる従業員や企業も多そうです。マイナビが11月28日に発表した「2024年冬のボーナスと転職に関する調査」によると、「自分の仕事に見合う理想の賞与額」は平均87.3万円。また「生活に必要最低限だと思う冬の賞与額」は平均53.7万円だとする集計結果が出た一方で、「今年予想している冬の賞与額」は平均50.4万円と、それを下回る結果となっています。
●【2023年度版】ボーナスが多い都道府県ランキング!
近年の物価高や、老後資金の必要性の増加などによって、ボーナスに向ける期待は高まっています。ボーナスの後は転職なども含めた人生設計を、再び考え直すという人も多いかもしれませんね。 そこで今回はそれに関連して、厚生労働省が発表した「令和5年賃金構造基本統計調査」から、「ボーナスが多い都道府県ランキング」を見ていきたいと思います。()内の数字は年間の賞与額となっています。 (出典元:政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 都道府県別」)
●第2位:栃木(1087.3千円)
2位となったのは「栃木県」でした。年間の平均賞与額は「108万7300円」となっています。栃木県のデータでは平均勤続年数が「14.1年」と47都道府県中1位となっており、賞与額にも反映されたのではないかと考えられます。
●第1位:神奈川(1100.2千円)
1位となったのは「神奈川県」でした。2023年の平均賞与額は「110万200円」です。横浜を中心に経済発展した地域が広がる神奈川県。2024年は民間の給与に合わせて、神奈川県職員のボーナスを0.1カ月分引き上げる見込みとなっています。
波止場の鯱