「実質負担額」のカラクリをひも解く、最新 iPhone 16、16 Pro「全キャリア」の価格を徹底比較
iPhone 16をどこで買おうか。大きく分けるとアップルの直販で購入するか、キャリアから購入するかの2種類がある。現在、すべてのiPhoneはSIMフリーで販売されているため、どこで買っても同じiPhoneであり、購入後の回線変更も自由だ。 【一覧表で見る】アップルストアの最新iPhone 16シリーズの価格。ドコモ、au、ソフトバンクでどう違う? Apple Storeでの購入は、専門スタッフによる詳細なサポートが魅力。アップル独自の分割払いプランは、キャリア契約よりもシンプルな形で利用できる。一括で支払う場合、本体価格はキャリア版よりも安くて済む。
キャリアショップで買う最大のメリットは“端末購入補助プログラム”だ。分割払いを前提とし、一定期間後に端末を返却すれば残債が免除される仕組みで、新機種への乗り換えも容易に行える。ただし、審査が必要で、返却時に追加費用が発生する場合もある。 修理対応などのサポートは、購入場所に関わらずアップルが請け負う。故障や紛失時に備えるなら、有料の保証プログラムがおすすめだ。AppleCareは、同社が提供する標準的な有料保証プログラムで、購入場所に関係なく加入できる。また、一部のキャリアはAppleCareの内容を拡張した独自の補償プログラムも提供している。
■Apple Storeで買うメリット Apple StoreでiPhoneを購入する際、スムーズに手続きを進めるため、オンラインでの事前予約しておくのがおすすめだ。店頭での待ち時間を大幅に減らせる。希望のモデル、容量、カラーを選択し、来店日時を指定すれば、店舗に到着したときにはスタッフが準備を整えて待っている。混雑時でも効率よく手続きを進められる。 特に新iPhone発売日は、事前予約は必須だ。発売日に店頭に並ぶ人の多くは予約済みの人であり、予約なしでの当日購入は困難だ。
オンライン予約のやり方は簡単。公式サイトで機種や支払い方法を選び、受け取り日時を指定するだけだ。受け取り時は注文確認メールと身分証明書が必要となる。 支払いは一括・分割に加え、「ペイディあと払いプランApple専用」も利用可能。クレジットカード不要で最大36回払い、条件により分割手数料0%になる画期的なサービスだ。 購入費用を抑えるには「Apple Trade In」サービスも活用したい。旧製品の下取りで新規購入価格を割引、またはApple Gift Cardとして還元してくれる。3~4年前のモデルでも3万円程度の下取り価格がつくことも多い。