たった30秒で脚が圧倒的に軽くなる〈股関節のつまり感を解消!〉8の字エクサ
股関節のつまり感、何となく動きが悪い、ポキポキと音が鳴るなど股関節周りのちょっとした不調に。寝たまま脚を動かすだけで脚が劇的に軽くなる「8の字エクササイズ」をお試しください。 ◆写真でやり方を見る|たった30秒で脚が圧倒的に軽くなる〈股関節のつまり感を解消!〉8の字エクサ ■股関節で8の字を描いてみよう 股関節に感じるつまり感の原因は、多くの場合は、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいて股関節を動かさないことにより、股関節周りの筋肉が硬くなってしまっていること。それを解消するには、股関節を動かすのが1番簡単で効果的です。仰向けになって、関節を回したり、立ったままでも片脚を前後に大きく振るような動き、腰を回すような動きだけでも、股関節周りの筋肉を動かすことができ、凝り固まった筋肉をほぐす効果や、滞っていた血流やリンパの流れが改善し、下半身のむくみにも良い効果があります。さらに今回ご紹介する膝で8の字を描くように股関節を動かすエクササイズは、単純に股関節を回すよりもさらに良いポイントがあります。 ・コントロールして脚を動かそうとすることで、筋肉を働かせながら動かすことができる ・特に座り姿勢で硬くなりやすい股関節のインナーマッスル「腸腰筋」を、色々な方向に動かすことができる ・スムーズに8の字を描こうと意識することで、集中力が高まる ■8の字エクササイズをやってみよう 8の字エクササイズは、仰向けになって片脚の膝で横向きに8の字を描くように脚を動かすだけ。片脚5~10回ずつ行ってみましょう。 ・カクカクと動かないように、スムーズに8の字を描く ・慣れてきたら徐々に8の字を大きくする ・上から下に8の字を描くようにしていたら、途中から下から上に描くように逆回しをしてみよう 最後にストレッチを入れていきましょう。膝を曲げて外側に倒し、逆側の脚の裏を膝の内側に置くと内ももがストレッチされます。両手を万歳のかたちにし、倒した膝と反対側に上半身を伸ばすと、腰の横から体側まで上半身もストレッチされます。 ライター/伊藤香奈(股関節ヨガインストラクター)
伊藤香奈