小池都知事が記者会見9月11日(全文1)都政構造改革を本格的にスタート
東京都の小池百合子知事は11日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「小池都知事「感染状況1段階下げたが、今後の見極めは慎重にやる」(2020年9月11日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「感染状況1段階下げたが、今後の見極めは慎重にやる」(2020年9月11日) ◇ ◇
増加への警戒が必要な状況
小池:まずコロナウイルス関係から始めさせていただきます。昨日の新規陽性者数でございますが、1日で276という数字が出ました。一方で重症者数が23。そしてその目安となる3日前の検査件数は6000件を超えております。きのうモニタリング会議を開きました。そこで感染状況は約2カ月ぶりに1段階下げ、そして上から2番目のオレンジ色。そして引き続き上から2番目のオレンジ色との総括コメントですね。医療提供体制のほうは変わらずということであります。 感染状況でありますけれども、これでオレンジ色に下がったとはいいましても、新規陽性者数の減少は緩やか、そして感染者数が再び増加することへの警戒が必要な状況であるという専門家の皆さんの声も聞いております。また医療機関への負担については長期化しているということには変わりがない。引き続き感染状況などを慎重に見極めながら、感染拡大防止と経済社会活動の両立を図るということで、スピード感を持って対策を講じてまいります。 今日はまず、医療提供体制の状況についてあらためてお伝えいたします。で、宿泊療養施設。いわゆるホテルですけれども、現在、区部には7つの施設がございます。そして多摩地域に1施設、合わせますと合計8施設を運営いたしております。部屋数で3000を超えていますね。
家庭内感染の注意喚起動画を2本作成
多摩地域での施設でありますけれども、9月末で閉所、そこをどくことになりますけれども、再来週、26日には新たに1施設を開設いたします。現在調整中でありますけれども、決まり次第お知らせすることになります。引き続き無症状であるとか軽症、こういった方々に宿泊療養を行える環境を切れ目なく確保してまいります。 そしてきのう、専門家の先生方からこのところは同居する人からの感染症が多数報告されているというご指摘がありました。まずは家庭内に持ち込まない。基本的な感染防止対策の徹底が必要だとのコメントを頂戴したわけであります。そして9月も半ばに差し掛かって、来週末からはシルバーウィークを迎えることとなります。連休中はご家族で過ごされる機会も多いと思いますけれども、家庭内でも感染しない、させない。そのような注意をしていただきたいということから、注意喚起のための動画を2本作っております。1本目はきのうちょっと触れましたけども、鈴木福君、そしてごきょうだい、4人きょうだいなんですね。ご主演いただいております。どうぞご覧ください。 鈴木(VTR):今、家庭内感染が増えています。家の中でも感染防止徹底って大変って思う人もいると思います。でも家族は大切だからこそ、しっかりやるのが思いやり。おうちの中でも。 複数(VTR):感染しない、させない。 小池:ということで福くんの4人きょうだいで、総出演でかわいい動画ができました。いろいろポイントも詰まっていますので、ご参考いただきたいと思います。帰宅時の手洗い、消毒、タオルとかコップとか別々にするなど、家庭内での感染防止対策を万全にしていただきたいと思います。 それから今度は会食から帰って、家庭内にウイルスを持ち込ませない。そのための徹底を呼び掛ける動画、2本目です。ご覧ください。 男性(VTR):営業中はね。 女性(VTR):もう、ちょっと聞いてますか。 女性(VTR):今、家庭内感染が増えています。その先に大切な家族がいるから。外出時の感染予防で、家庭でも感染しない、させない。 小池:会食の場っていうのは楽しい、そして会話も弾むものであります。お酒が入ればなおさらということでありますけれども、ぜひマスクを外す間に飛沫が飛んだりします。また、ソーシャルディスタンスを保つのが難しくなりやすいわけでありますけれども、長時間の飲食や飲酒、大声、至近距離での会話をお控えいただけますようにあらためてお願い申し上げます。