小池都知事が記者会見9月11日(全文1)都政構造改革を本格的にスタート
蓄電池は最大で1個当たり60万円を補助
こちらは2つ目の自家消費プラン、これは、ご家庭の太陽光パネルで昼間に発電した電気をためて、夜間にそのおうちで有効に使ってくださいというもので、このためには何が必要かというと、蓄電池ですね。その蓄電池の設置を支援するっていう取り組みです。これによってご家庭では電気代の削減ができるとともに、台風などの停電のときに非常用電源としても自宅で活用ができるというもので、防災力の向上にもつながるということであります。また、電力の送配電への負荷が低減をするということで、電気の安定的な供給にも資するということです。 なお、支援を受けました方には、蓄電池設置後6年間、発電量であるとか、蓄電池量などのデータの提供をお願いしたい。こういうデータを取るということに対して、蓄電池を少しサポートしますっていうことになるわけですね。今後、電力の有効活用に向けた都の政策への活用を、ここから取ったデータで生かしていくということです。 補助額、蓄電池の機器費の2分の1で、最大1個当たり60万円。補助件数は約7000件を見込んでおります。募集期間は来週の15日から始めまして、来年3月31日までとなっております。予算の上限に達し次第終了ということになります。申請については利便性の向上を図るためにオンラインでの申請となりますので、ぜひご活用いただければと思います。 卒FITの皆さんっていうのは早期に、この発電パネルを屋根に付けられた、非常に環境に対して意識の高い方が多いというふうに考えられます。そういう皆さんがまた、お宅で、今も発電しておられると思いますけども、有効に生かしていただいて、また新たな発電をこの蓄電池で、2つ目のプランで、蓄電池をご紹介したわけですけれども、いざといったときはご自宅の電気は、災害の間も使えるというようなメリットが出てきて、ある意味、防災対策に使っていただけると。いろんなメリットがあります。 こういった課題というのは、私も環境大臣当時から旗振り役でやっておりましたけれども、引き続き、買い取り価格、FITですね、は、安くなったとはいえ、いろんな効果がありますので、引き続きのご協力をお願い申し上げて、東京都ゼロエミッション計画にご協力をよろしくお願い申し上げます。 以上、私から今日は大所で3つ、お伝えをさせていただきました。以上です。