小池都知事が記者会見9月11日(全文2完)家庭内での感染対策しっかりと
東京都の小池百合子知事は11日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「小池都知事「感染状況1段階下げたが、今後の見極めは慎重にやる」(2020年9月11日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「感染状況1段階下げたが、今後の見極めは慎重にやる」(2020年9月11日) ◇ ◇
国がGo To トラベルに東京都を追加の方針。評価や懸念は?
時事通信:もう1問。先ほど赤羽国交大臣がGo To トラベルキャンペーンに東京都を10月1日から対象に加える方針を明らかにしました。7月のキャンペーン開始時には、知事は冷房と暖房を両方かけることだとおっしゃっていましたが、今回、このタイミングで東京を追加することについての評価や懸念することがあれば教えていただければと思います。 小池:Go To トラベルでありますけれども、手続き的には、今日の夕方の、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会で議論された上で決められるというふうに聞いております。東京が対象に加わりますと、経営が厳しい都内の観光関連事業者にとりまして、事業の回復などに弾みが付くのではないかと考えております。 また、都民の皆さんも待ち望んでおられると思います。とはいえ、外出される際は、くれぐれも感染防止策に万全を期していただきたい。また、Go To トラベルによる観光施策が円滑に進むように、東京における感染防止対策などについて、国と協力して発信をしていきたいと考えております。また、東京の方々が各地に出掛けられる際にも、迎え入れる地域の皆さま方にしっかりとご理解いただけるよう、国のほうでもご協力を賜ればというふうに思います。 時事通信:ありがとうございました。では各社からの質問に移ります。質問される際には手を挙げて、指名を受けた上で社名と名前を名乗って質問してください。ではお願いします。
国が検討するイベント緩和をどう捉える
共同通信:共同通信の恩田です。国のほうで検討が進んでいるイベントの緩和に関してなんですけれども、ある程度の規模のスポーツイベントなどを積み重ねていくことがオリンピックの開催につながるとは思うんですが、一方で感染拡大のリスクも伴うという面もあると思います。この辺、知事はどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。 小池:イベントの、どのような形で進めるのか、その対策の緩和については、国のほうで感染状況等々を見ながら、また科学的な分析、例えば富岳などを使って、どういう問題があって、そのためにどのような対策をしなければならないか、そういったことを進めておられるというふうに聞いております。また、各種のスポーツイベントでもいろいろと模索されながら大会会場の座り方から、入場の仕方から、いろいろと工夫をされていると聞いております。これらのことを重ねながら進めていかれるんだろうと思います。 またご指摘がありましたように、今後のオリンピック・パラリンピックなど、非常に多くのイベントも控えているわけでございますので、これらもいろいろなケースを踏まえながら進めていくことが必要かというふうに考えております。