大阪万博会場前の「夢洲駅」、まっ黒でシュッとした内装お披露目! ライン照明や「折り紙天井」で演出
2025年4月13日に開幕する『大阪・関西万博』会場の最寄り駅であり、1月19日に開業する大阪メトロ中央線「夢洲駅(ゆめしまえき)」(大阪市此花区)。10月31日、初めて内部の報道公開がおこなわれ、空間演出にもこだわった内装がお披露目された。 【写真】日本一長い「大型サイネージ」や「折り紙天井」 「夢洲駅」は、中央線を「コスモスクエア駅」から北西へ3.2km延伸した場所に新設。万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道ルートで、会期中のピーク時には1日最大12万9千人の利用を見込んでいる。現在、機器類の整備や各所の検査を除けばほぼ完成の状態とのこと。 コンコース(地下1階)やホーム(地下2階)は、壁・天井・柱・可動柵にいたるまで黒色塗装でシックな印象。また、中央線カラーである緑のライン照明が伸びていたり、高さ約3m×幅約55mの日本一長い大型サイネージなどが近未来感を感じさせる。 そのほか、ところどころに散りばめられた「和」の要素もポイント。日本の鉄道の正確さや高い技術力を示す「運行ダイヤ図」とおもてなしの心を日本の伝統・折り紙で表現した「折り紙天井」や、未来への玄関口をイメージして通り抜けるたびにワクワク感を演出する「門型照明」などが施されている。 なお、構内に売店などの出店は現時点では未定。